【RISE】政所仁、ハイキックでダウンを奪い長谷川に勝利、王者・大﨑に挑戦決定!
RISEクリエーション株式会社
『RISE 173』
2023年11月18日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合)RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級(-53kg)トーナメント 決勝戦 3分3R延長2R
〇政所 仁(魁塾/同級1位、WBKF世界スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27×2
●長谷川 海翔(誠剛館/同級4位、第4代DEEP☆KICK-53kg王者)
政所は長年RISEのリングで戦ってきたスーパーフライ級1位のトップランカー。今年7月にライバルであり、親友の風音に判定勝ちして、ランキング1位に浮上。今年8月にはルベン・セオアネにも勝利。本日のトーナメント初戦では、’’怪物’’花岡竜を衝撃左フックで初回KOしている。
対する長谷川は第4代DEEP KICK-53kg王者であり、12戦10勝1NC(10KO)のパーフェクトレコード。高校3年生、18歳のスーパールーキー。高い勝率とKO率に加え、卓越したテクニックを誇る。本日のトーナメント初戦では、’’ベテラン’’HIROYUKIを圧巻飛びヒザ蹴りで3R KOで下している。
トーナメントを制覇し、現王者・大﨑一貴への挑戦権を掴み取るのはどちらか。
1R、長谷川がサウスポー。政所は左ロー、長谷川は右ローを蹴る。右ジャブを突き刺し、左ミドルを蹴る長谷川。政所は右ハイ、ボディストレートを出す。飛び込んで右ハイを蹴る政所。長谷川が左ストレート、左右フックをまとめれば、政所はガードを固める。
2R、ワンツー、ボディストレートを放つ長谷川、政所は圧をかけ返し、右フックを強打。長谷川は遠い距離から左ストレート、左の飛びヒザ蹴り。政所はボディフックを打ち返して、右飛びヒザ蹴り。長谷川も左ストレートを当てて、パンチの追い打ち。
このラウンドまで互いに明確な差はない。
3R、左ハイで先制する政所、長谷川は右フックを合わせる。政所のパンチを交わし、左ストレートを打つ長谷川。すると、距離を詰める政所が狙い澄ました右ハイキックをクリーンヒット!長谷川がダウンを喫してしまう。立ち上がった長谷川は逆襲を試み、左ストレートを当てて会場を沸かせる。最後まで、お互いにパンチで打ち合い、終了のゴングが鳴った。
ジャッジ3者ともダウンを奪った政所を支持。政所がトーナメント制覇を成し遂げ、賞金の100万円を獲得、現王者・大﨑一貴への挑戦権を獲得した。
マイクを持った政所は「これで2度目のRISEタイトルマッチが決まって、今まで応援してくれた皆さんありがとうございました。僕はちょっとトーナメントはムカつきましたけど、RISEは大好きです。ここはゴールと思っていないし、長谷川選手は練習もやらせてもらっていて、めちゃくちゃ強かったです。大﨑選手、次楽しみにしていてください。後風音の引退式があるので、ぜひ皆さんいってください」と語った。
▶︎次ページは【動画】政所、長谷川にハイキックでダウンを奪った瞬間!
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