【K-1】和島大海、衝撃KO負けで王座陥落!中国オウヤンが新王者に
K-1実行委員会
『K-1 ReBIRTH2』
2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第18試合 K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級タイトルマッチ
●和島大海(月心会チーム侍/王者)
KO 2R2分13秒
〇オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/WLF武林風 -70Kg級世界王者、WLF武林風 スーパールーキー -70kg級王者、2023年中国キックボクシング選手権-75kg級優勝、IPCC中国 -70kg級王者/挑戦者)
【フォト&動画】和島が王座陥落、オウヤンにダウンを奪われる瞬間
和島は殺傷能力の高い蹴りを武器に、20勝のうち17KOと高いフィニッシュ率を誇るファイター。21年に木村“フィリップ”ミノルを下してスーパー・ウェルター級王者となり、今年3月にジョムトーン、ジョーダン・ピケオーと連続KOでV2に成功。勢いに乗る日本人中量級世界王者だ。
オウヤンは“中国70kg最強”の呼び声を持つファイター。過去にGLORY王者のティジャニ・ベズタティと接戦を演じたクリスチャン・バヤに勝利、今年7月にはマラット・グレゴリアンとGLORYで対戦経験のあるアナトリー・モイセーエフをKOしている。
1R、オウヤンの右ローがサウスポーの和島にローブローとなってしまい一時中断。再開すると和島はオウヤンの蹴りをカット、あるいは見切ってかわし左ストレートで飛び込む。しかしオウヤンも右フックで脅かす。和島の左ミドルにオウヤンもすぐ右ミドルを返す。オウヤンは和島の蹴りを受けても自身の攻撃でラリーを終わらせる。
2R、和島の左ミドルにオウヤンは右ボディストレートをリターン。和島は前に出て左ストレートもオウヤンも右ストレートを顔・ボディと上下打ち。和島は左ハイをかすめてダメージを与え前に出るが、オウヤンはこれに応じて右ストレート、左フックを放ち、左フックのカウンターで和島をダウンさせる。
立ち上がった和島だが足に力が入らずスリップを繰り返し、最後は右ストレートで和島を沈めノックアウトした。
新王者となったオウヤンはベルトを腰にファン、K-1、武林風に感謝し、「子どもの頃から憧れだったK-1で王者になれて、K-1は世界で知られているので全世界に必ずよい効果があると思います。和島選手は本当に強い選手でした。ありがとうございます」と語り、改めて支えてくれた周囲に感謝を述べた。
【フォト&動画】和島が王座陥落、オウヤンにダウンを奪われる瞬間
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