【K-1】黒田斗真、石井一成を返り討ちにしバンタム級王座防衛
K-1実行委員会『K-1 ReBIRTH2』
2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第10試合 K-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチ
〇黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード/王者)
判定3-0 ※三者ともに30-29
●石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション/WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者、BOMスーパーフライ級王者、WPMF世界スーパーフライ級王者、WPMF世界フライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者/挑戦者)
両者は昨年12月の[K-1 WORLD GP 初代バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦]で戦い、大接戦の末に黒田がスプリット判定2-1で勝利。ベルトを獲得し王者となった。
その後、黒田は今年6月のK-1でラマダン・オンダッシュに判定勝ち。一方の石井は今年3月のK-1でヨーシラー・チョー.ハーパヤックと引き分け、9月にはタイのラジャダムナンスタジアムでジェイジェイ(JJ)・オーピモンシーにムエタイルールでKO勝ちも、10月は現ラジャダムナンスタジアム認定王者のパントア・ポー.ラックブーン(タイ)に判定負けを喫した。
1R、サウスポーの黒田に対し、石井は先手を取るように右ロー、右ミドルを飛ばす。しかし黒田も隙を見て左ストレートを顔・ボディと飛ばす。石井は圧力を発して黒田にロープを背負わせ、右ストレート、左フックで脅かして終える。
2R、黒田が左ストレートを入れれば、石井も右ストレートを当て返す。飛びヒザを放つ石井だが、これは黒田がガード。石井の右ストレートも黒田はやはりガードする。黒田が左ストレートを当て、石井は逆に前に出るが、身を低くした黒田の頭がバッティングになってしまう。中断の後で再開。黒田のジャブに対し石井は止まらず間合いを詰め、右ストレート。組みを振りほどき、黒田は左右ストレートを連打。しかし石井もストレートを当て返して終える。
3Rも石井は圧力を掛け黒田にロープを背負わせる。石井が右ストレートを当てると黒田も打ち返して左ストレートを当て返す。黒田は右ショートアッパーをヒット。プレスしてくる石井に黒田はクリンチを交ぜ、左右のフットワークでとらえさせない。黒田はホールディングで警告が出される。石井は猛攻で左フックを当てるが、黒田はステップで逃れ最後までとらえさせない。
判定は三者ともに30-29の3-0で黒田。石井を返り討ちにし王座を守った。
防衛を果たした黒田は「応援に来てくださった皆様、本当にありがとうございます。対戦を受けてくださった石井選手ありがとうございました。石井選手のオファー2回断ったんですけど、結果こうなので日本人相手いないでしょ。カルロスプロデューサー、来年海外のベルトに挑戦させてください。来年地元でジムをオープンするので、フィットネスからプロを目指す人まで募集してるのでよろしくお願いします」と来年の意気込みを語った。
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