【UFC】エドワーズがコビントンを下してV2成功!打撃でペース握り判定勝利
『UFC 296』
2023年12月17日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス
▼UFC ウェルター級タイトルマッチ
〇レオン・エドワーズ(ジャマイカ/王者)
判定3-0 ※三者ともに49-46
●コルビー・コビントン(米国/挑戦者)
※エドワーズが2度目の防衛に成功
王者エドワーズは21勝3敗で現在ノーコンテストを挟んで11連勝中。昨年8月に行われたウスマンとのタイトルマッチでKO勝利しタイトルを手に入れると、続く今年3月のダイレクトリマッチでも判定勝利し初防衛に成功した。
対するコビントンは元UFCウェルター級暫定王者で、過激な発言や行動でも人気だ。前王者ウスマンに2度のタイトル戦で挑むも敗北。昨年3月の前戦では、ホルヘ・マスヴィダルに勝利した。
1R、互いにスイッチを繰り返しながら打撃の距離を測っていく。コビントンのワンツーをしっかりガードしてエドワーズは左ストレートを当てる。タックルも見せるコビントンだがエドワーズはすぐに切ると、スタンドでじりじりプレッシャーをかける。
2R、ワンツーで飛び込むコビントン。エドワーズはローを蹴りつつ左フックを振る。互いに細かいフェイントをかけ合い、手数があまり出ない中、詰めるのはエドワーズ。コビントンがケージを背負わされる展開が続く。
3R、エドワーズプレッシャーになかなか入っていけないコビントンだが、意を決したように思い切り走り込んでタックル。ケージに押し込むとテイクダウンに成功するがエドワーズはすぐ立つと逆にタックルでコビントンをテイクダウンする。スタンドに戻るとワンツーはコビントンだがエドワーズはバックステップで外し、左ローを当てる。
4R、タックルへ行くコビントンだが、エドワーズはケージに押し込まれながらニンジャチョークのカウンター。コビントンは体を捻って回転し脱出する。終盤、コビントンがタックルからスクランブルへ持ち込み上を取るが、エドワーズは同じようにスクランブルからトップを取り返す。
5R、タックルで上を取るコビントンだがエドワーズはすぐ立ち逆にタックルでテイクダウンするとバックを奪取。逃げるコビントンの動きに合わせて三角絞めも狙うが、コビントンはこれを防いでハーフで抑え込む。コツコツパウンドを落とすコビントンに対し、エドワーズはあまり力を使わず、組み付いてディフェンスに徹したまま試合を終えた。
判定は3-0でエドワーズ。常に打撃でプレッシャーをかけ続け、コビントンの得意なレスリングでもしっかりと渡り合って判定勝利し、2度目の防衛に成功した。
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