【UFC】フライ級王者パントージャが初V成功!ロイバルをグラウンドで圧倒
『UFC 296』
2023年12月17日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス
▼UFC フライ級タイトルマッチ
〇アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル/王者)
判定3-0 ※50-45×2、49-46
●ブランドン・ロイバル(米国/挑戦者)
※パントージャが初防衛に成功
パントージャはこれまで佐々木憂流迦や元RIZIN王者マネル・ケイプなど日本でも有名なファイターに勝利。今年7月のタイトルマッチでブランドン・モレノをスプリットで下しフライ級王座に就いた。
対するロイバルはブラジリアン柔術では黒帯を巻き、KOできる寝技も併せ持つファイターで現在3連勝中。15勝のうち13勝がフィニッシュ。直近の2戦も1ラウンドでフィニッシュしている。
2人は21年8月に対戦しており、パントージャが2ラウンドにリアネイキド・チョークで一本勝利している。タイトルを懸けた再戦は挑戦者のリベンジか、王者が返り討ちか。
1R、いきなり右フック、ハイキックと前へ出るパントージャ。ロイバルは細かくリズムを刻みつつローを蹴っていく。パントージャはミドルも蹴って打撃を散らすとタックルでテイクダウンと多彩な攻撃を見せる。ロイバルは抑え込みに来たパントージャに下から足関節を仕掛けるが、パントージャは素早く対処して逆にマウントを奪う。
2R、ロイバルはサウスポーから右ジャブを突いていくが、ヒザ蹴りを出したところへパントージャにタックルを合わされテイクダウンを許す。パントージャはハーフでしっかり抑え込むとパスガードも織り交ぜつつパウンド。ロイバルはガードに戻して立ち上がるが、パントージャがそこへ右ストレート。これでロイバルがぐらつくと再びテイクダウンする。
3R、パントージャがダブルレッグでテイクダウン。ハーフからパスして肩固めを狙うが、ロイバルは回転して逃げ、バックに付くパントージャを前へ落とす。スタンドとなるとロイバルはジャブ、パントージャは前足へカーフを蹴るとシングルレッグからまたもテイクダウン、ハーフで固めてラウンドを終える。
4R、すぐに組みついてテイクダウンはパントージャ。ハーフからマウント、さらに逃げたロイバルのバックを取り、4の字ロックを組んでキープする。脱出しようと暴れるロイバルだがパントージャは逃がさない。パントージャはチョークを狙い続けるが、ラウンド終盤、ロイバルが脱出して上を取り返す。
5R、逆転を狙ってジャブ、ワンツーと盛んに手数を出していくロイバルに、パントージャは下がりつつカーフキック、ワンツーを返す。スタミナ切れか動きが落ちているパントージャだが、それでも前へ出てタックルでテイクダウン。ここもハーフで固め、こつこつとパウンドを落とす。何とか脱出したいロイバルだが、パントージャが上をキープしたまま試合終了。
判定は3-0でパントージャ。グラウンド技術で圧倒し、危なげない試合運びで初防衛を果たした。
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