【パンクラス】初参戦の高橋遼伍、顔面負傷で不完全燃焼のドロー
株式会社FEN パンクラス事業部
『PANCRASE 340』
2023年12月24日(日)神奈川・横浜武道館
▼第7試合 フェザー級/5分3R
△高橋遼伍(KRAZY BEE)
判定1-1ドロー ※20-18、18-20、19-19 (偶発性バッティングにより2R終了までの判定)
△キム・サンウォン(韓国/KOREAN TOP TEAM)
高橋は相手のふくらはぎを破壊するカーフキックを武器に修斗で活躍し一時は8連勝を記録。2020年からはONEに参戦するも21年からは3連敗。初参戦となるパンクラスで復活勝利を目指す。
対するサンウォンは11勝6敗1分けの韓国人ファイター。今年5月にはRoad to UFCで現修斗世界フェザー級王者のSASUKEにTKO勝利も次戦は判定負けで敗退。11月にパンクラスに初参戦し判定勝利を挙げて以来、約1か月と短いスパンでの連続参戦となった。
1R、カーフキックを蹴っていくのはキム。髙橋はそこへワンツーを合わせ、キムの入り際にも右のカウンターを合わせる。気合の声を発してワンツーを放っていくキムは組になるとケージに押し付けてテイクダウンを狙う。高橋は右目じりから出血が見られる
2R、キムの右ストレートが当たるが、高橋はここで必殺のカーフを当てると、ワンツースリーとコンビネーションのパンチで前へ出る。飛び込んでくるキムにカウンターでパンチを当てる高橋。
3R、高橋の目にドクターチェックが入る。ドクターストップとなるが、バッティングによる目の負傷、つまり有効な攻撃でなくアクシデントによるドクターストップということで、2Rまでの採点での判定することに。判定は三者三様でドロー。高橋の再起戦は不完全燃焼のドローとなった。
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