【ボクシング】寺地拳四朗が僅差のV、ダウン応酬の大激闘の末にカニサレスを制する=試合結果
1月23日(火)エディオンアリーナ大阪にて開催されたプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 6』のメインイベント[WBC・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ]では王者・寺地拳四朗(32=BMB)が、挑戦者でWBA1位、WBC2位のカルロス・カニサレス(30=ベネズエラ)に2-0(113-113、114-112×2)判定勝利しWBAをV3、WBCはV4を達成した。
【フォト】寺地がまさかのダウンの瞬間、カニサレスのダウンの瞬間も
寺地は21年9月の矢吹正道戦で敗れた後は4連続KO勝利中。戦績は22勝(14KO)1敗だ。
対するカニサレスは元WBA世界同級王者で、戦績26勝(19KO)1敗1分。日本人選手に無敗を誇る。
1Rからカニサレスは、強烈な左右フックを振り回し、早くも打ち合いに。
2Rには寺地がワンツーで前に出て、カニサレスの右を貰いながら、右のカウンター一閃!カニサレスが寺地にクリンチしようとしながら、ダウンする。
しかし3R、カニサレスの威力は変わらず。寺地はもらいつつもボディを狙が、カニサレスの右が寺地の顔面をとらえ、ダウンを取り返される!寺地はすぐに立ち上がり、ゴング。
4Rは序盤から激しい打ち合いに。寺地は依然ボディ狙い。カニサレスも強烈なフックを即座に返す。
4R時点での採点は、38-36で1者がカニサレス、2者が37-37でドローだ。
5Rからも依然として打ち合いが続き、寺地はボディ狙い、カニサレスは左右フックと一進一退の様相だ。
8R時点の採点は、1者が75-75でドロー、2者が76-74で寺地を支持、4Rから逆転だが僅差だ。
寺地が前に出るも、カニサレスの気持ちは切れず。寺地のボディ、カニサレスの右の構図も、互いに引かない。
そして11R、最終Rには寺地がステップを踏み出し、ジャブを当ててゆくスタイルに変更。カニサレスは飛び込みのフックで入ろうとするも、ヒットは少ないか。
判定は1者が113-113のドローも、2者が114-112で寺地を支持。寺地が辛くも僅差で防衛した。
寺地はマイクで「カニサレス選手本当に強くて、必死の一言」と激闘を振り返る。さらに「あの距離を捌くのに必死で、自分の思うボクシングをさせてもらえなかった」と苦戦の反省しきりだ。
今回で世界戦14勝となり、日本歴代3位になった。今後について問われると「どこに行くにしても、これじゃまだまだダメと思うんで、倒してしっかり勝てるボクシングを仕上げる」とコメントした。
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