【RWS】吉成名高、統一王座戦でダウンを奪う完勝！ラジャダムナン3階級制覇＝試合結果
吉成名高がラジャダムナン3階級制覇を達成！
BOMプロモーション
『RWS JAPAN（ラジャダムナンワールドシリーズジャパン）』
2024年2月12日（月・祝）東京・後楽園ホール
▼ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級統一王座決定戦 3分5R
●プレーオプラーオ・ペップラオファー（タイ/正規王者）
判定0-3 ※三者とも44-50
〇名高・エイワスポーツジム（吉成名高/エイワスポーツジム/暫定王者）
※名高が統一王者に
名高のミドルキック
名高は10代の時に、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者（ミニフライ級）となり、昨年7月にはラジャダムナンスタジアムのフライ級王座も奪取、さらに12月には、同スタジアムのスーパーフライ級暫定王座もKOで奪取した。
対する正規王者のプレーオプラーオは元ラジャのフライ級王者でもあり、2階級制覇王者だ。パンチ、ヒジが得意でガンガン前に出るファイタータイプだ。
1R、リングの中央を取るプレーオプラーオは左ロー。名高がボディストレート、フックを効かせて、ボディや顔面へパンチ連打、更にはヒジ打ち、左ローでなぎ倒してダウンを奪う。
2R、名高はサークリングしながら左ヒザ蹴りのカウンター、左ヒジをクリーンヒットさせる。被弾し続けるプレーオプラーオだが気合いで前進する。
ハイキックもヒットさせる
3R、プレーオプラーオは吠えて立ち上がり、リングへ。序盤は前に出ていたプレーオプラーオだが、徐々にペースが落ちる。名高は左ハイ、右ボディ、左ローと攻撃を当て続ける。ここも名高が優勢だが、プレーオプラーオのタフな戦いに何が起こるか分からない。
4R、名高はプレーオプラーオの蹴りをスウェイで交わし、左ロー。どんどん前に出るプレーオプラーオを’’闘牛士’’のように交わす名高。名高は前蹴りやハイ、ヒザやヒジと攻撃のバリエーション。
4Rが終わり、ジャッジは40-35×3で名高を支持する。プレーオプラーオは一矢報いたいところだが、攻撃を当てられない。
5R、名高は足をシャッフルしながら、右ジャブを出す。プレーオプラーオは左ローを返しワンツーを打つが、名高はいなす。前に出るプレーオプラーオだが、名高に攻撃を当てることが出来なかった。
ジャッジは3者とも名高を支持。名高がプレーオプラーオを下して、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級統一王者となり、ラジャダムナンの3階級制覇を正式に達成した。
判定勝利した名高がラジャダムナンの3階級制覇を正式に達成した
名高は、対戦相手に感謝を述べ「1RKOを狙いに行って、皆さんをびっくりさせようと思っていましたけど、打ち疲れてしまった。プレーオプラーオ選手、気持ちが強かったけど、皆さんの声援が聞こえて踏ん張ることが出来ました」と試合を振り返る。
続けて「今僕が正規チャンピオンに勝ったので、1階級上はクマンドーイ選手がチャンピオンで、タイでは（自分とクマンドーイが）試合をするんじゃないか？というのも出ていて、新しい強敵が出てくると思う。次は第2章の始まりなので、これからの自分にも注目してほしい」と語った。
▶︎次ページは【フォト】名高が圧倒！怒涛の連打でダウンを奪う瞬間
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