【UFC】“無敗レスリングエリート”中村倫也、フルマーク判定でUFC2連勝!試合中の右手骨折も
2月17日(日本時間18日)に米国カリフォルニア州アナハイムで開催された総合格闘技イベント『UFC 298』のバンタム級マッチにて、中村倫也(28=フリー)がカルロス・ヴェラ(36=エクアドル)をフルマークの判定で下し、UFC2連勝、キャリア無傷の9連勝を飾った。しかし勝利マイクで試合中に右手を骨折したことを明かした。
中村はレスリングエリートで、16年フリースタイル57㎏級で全日本選抜優勝、61㎏級でU-23世界選手権優勝などの実績を残しMMAに転向。キャリア8戦全勝、6試合でフィニッシュだ。昨年8月のUFCデビュー戦ではファーニー・ガルシアに判定勝利した。
対するヴェラはFury FCやLFAなどで活躍し、フィニッシュはギロチンチョークなどのサブミッションが多い選手だ。UFC初参戦となる。
1R、距離を詰める中村がヴェラに組みつくと、いきなりのスクランブル合戦。下になったヴェラが足関を仕掛けるが、中村は冷静に対処。逆にトップからパウンドを落とす。下からグラウンド勝負に挑むヴェラ。中村はトップコントロールで殴り続けるも、ヴェラも上手くディフェンスし、クリーンヒットはもらわない。
2R、ヴェラの右ミドルをキャッチした中村がテイクダウン。1Rと同じく中村が上から、ヴェラが下のガードポジションから攻める展開だ。中盤、中村が背後に回るとリアネイキッドチョーク、入ったかに見えたが、ヴェラが上手く回避する。
3R序盤ハイキックなど蹴りを多用するヴェラだが、中村には届かない。再び下になるヴェラに対し、中村がトップのグランド展開。ヴェラが三角、足関と果敢に攻めるが、中村はこれを難なく対処。上からパウンドで攻め続けタイムアップ。
判定3-0(3者共に30-27)で中村に軍配。UFC2連勝、キャリア無傷の連勝記録を9に伸ばした。
中村は勝利マイクで、試合中にパンチを放った際に右手を骨折したことを告白。勝利したものの、試合内容に満足していないとし、「トップに上り詰めたいが、全局面で進化しないといけない」と語った。
WME-IMG
『UFC 298』
2024年2月18日(日・日本時間)
米国カリフォルニア州アナハイム /ホンダ・センター
▼バンタム級
○中村倫也(フリー)
判定3-0 ※三者ともに30-27
●カルロス・ヴェラ(エクアドル)
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