阿部麗也、TKO負けで世界奪取ならず!ロペスが強打で阿部の目を塞ぎ、V3達成=試合結果
3月3日(日・現地時間2日)米国ニューヨーク州ベローナで開催された[IBF世界フェザー級タイトルマッチ]では、同級1位・阿部麗也(30=KG大和)が、王者のルイス・アルベルト・ロペス(30=メキシコ)に8回TKO負けした。ロペスは3度目の防衛に成功した。
阿部は“サラリーマンボクサー”としても知られ、22年5月に日本王座とWBOアジアパシフィック王座を獲得。昨年4月には元2階級王者キコ・マルチネスに完勝し、指名挑戦権を得た。
王者のロペスは22歳にデビューのたたき上げだが、たぐいまれな身体能力で連勝。22年に現王座を獲得すると、五輪銅のマイケル・コンランに敵地でKO防衛するなど評価を上げる。今回は3度目の防衛戦。
試合はロペスが歩くように近づくと、飛び込むような右アッパー、フックで詰める。サウスポーの阿部はフットワークで右回り。
2R、飛び込むロペスに阿部が左を合わせるが、ロペスの左フックが先着する。阿部の右目がみるみる腫れ、内出血も。眼窩底を痛めたか。
ラウンド間には右目がほぼ塞がり、見えているのか。
ドクターチェックが入るも続行。その後、阿部は見えていないのか、ロペスの左が入り続ける。
阿部もペースを上げ、自分から左を狙っていくが、ロペスもノーガード気味から、左ボディから右アッパーを入れる。
6Rには阿部がペースを上げるも、7Rにはロペスが連打をまとめ、阿部をロープに詰め続ける。
そして8R、観客の声援が高まると、ロペスがいきなりペースを上げ、左右フックの乱れ打ち!阿部が若干グラつくも、レフリーが試合をストップ。
ロペスがTKO勝利し、阿部の世界初挑戦は失敗に終わった。
ロペスはマイクで「統一戦を目指す、次のメインイベントの勝者を相手にしてもいい」と意気込んだ。
▶次のページ:【動画】ロペス、怒涛のラッシュで阿部にTKO勝利した瞬間
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