【DEEP】マルティネス、酒井リョウに判定勝利、貫禄の試合運びでメガトン王座統一!
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 118 IMPACT』
2024年3月9日(土) 東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第9試合) DEEP メガトン級王座統一戦 5 分 3R
〇ロッキー・マルティネス(RM Sports/Spike 22/正規王者)
判定5-0 ※5者とも28-28(マスト判定)
●酒井リョウ(レンジャージム/暫定王者)
マルティネスはパワーとスピードを併せ持つ打撃を武器とする。17年にシング・心・ジャディブを破って第6代DEEPメガトン級王者となり、2度の防衛に成功。今回は3度目の防衛戦。20年9月からはUFCに参戦も、3戦3敗の結果でリリース。その後、昨年4月のRIZINではスダリオ剛に判定負けしたが、11月はBLACK COMBATでモンゴル人ファイターに判定勝利している。
対する酒井は、22年11月に赤沢幸典に勝利して、メガトン級暫定王者の座を手にした。昨年7月には、水野竜也を下して初防衛に成功したが、9月のBLACK COMBATとの対抗戦ではヤン・へジュンに腕十字で一本負けを喫した。
1R、酒井は左フックを強打、マルティネスは左ジャブを丁寧に突く。酒井はボディと顔面にジャブを出し、右ストレート。終盤、どんどん圧をかけるマルティネスは左右フック、距離を詰めてのアッパーを繰り出す。
2R、マルティネスが距離を詰めて、フックやアッパーを繰り出し、冷静にタックルからテイクダウンに成功。抑え込むマルティネスはコツコツパウンド、ヒジ打ちを連打。立ち上がる酒井にマルティネスはヒザ蹴り。近距離で酒井は左フックをヒット、しかし組まれると下になってしまう。マルティネスがテイクダウンからのパウンドで好印象を残す。
3R、酒井は左フックで先制、左ローや前蹴りを散らす。マルティネスはフックから片足タックル。組んだ状態からボディを叩くマルティネス。すると酒井が崩して、テイクダウンに成功。ハーフガードから右ヒジ打ち。場内の酒井コールに応えるように酒井はパウンドとヒジ打ち。
残り1分、序盤の劣勢を考えれば、フィニッシュしたいところだが、酒井も手が出づらいか。立ち上がるマルティネスに対して、酒井は蹴りを顔面へ。それでもマルティネスは細かいパンチ連打を見せて、譲らなかった。
ジャッジはマルティネスの序盤の試合運びを評価。5者ともマルティネスを支持。マルティネスが暫定王者・酒井を退けて、王座統一に成功した。
マルティネスはマイクを持つと「こんばんわ、皆さんロッキーです。日本で戦うことが私にとってはいいです。15年間日本で試合をしていて、度々楽しいです。酒井選手は本当に強いので、良い試合をしました。ありがとうございました」と語った。
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