【UFC】ポイエーが豪快フックでサン・デニをKO撃破!
3月10日(日本時間)に米国フロリダ州マイアミで開催された総合格闘技イベント『UFC299』のライト級マッチにて、ダスティン・ポイエー(35=米国/同級3位)がブノワ・サン・デニ(28=フランス/同級12位)にKO勝利。サン・デニのプレッシャーに苦戦したポイエーだったが、最後は右フックからのパウンドで沈めた。
ポイエーは元同級暫定王者。21年にコナー・マクレガーに2勝しその勢いで王座獲得に挑戦するも、当時の王者チャールズ・オリベイラに一本負けで失敗。22年11月、マイケル・チャンドラーに一本勝ちを収めたが、昨年7月はジャスティン・ゲイジーにKO負けを喫した。
対するサン・デニは18歳の時にフランス陸軍に入隊。特殊部隊にいた経歴を持つ。戦績は13勝(4KO・9一本)1敗と、勝利した試合は全てフィニッシュしている危険なファイター。21年からUFCに参戦し、デビュー戦こそ判定負けしたが、その後は5連勝をあげてポイエーとの戦いに挑む。
1R、互いにサウスポー構え。両足タックルに入るサン・デニに、ポイエーはギロチンを仕掛けるが体を回転させて逃れる。そこからバックを取ったサン・デニはコツコツとヒザ蹴り、パンチも入れる。正体したポイエーは離れてスタンドへ。サン・デニが左右のパンチからヒザ蹴り、ヒジ打ちと豊富な手数で攻める。ケージに押し込まれたポイエーが再びギロチン、サン・デニはこれも回避。バックを取ったサン・デニは四の字ロックでキープ。残り10 秒を切ったところで腕を取る動きも見せた。
2Rもプレッシャーをかけるサン・デニに、3度目のギロチンを仕掛けるポイエーだが、サン・デニは対処。サン・デニが上を取る形からマウント、バックへ。チョークを狙うサン・デニ、ポイエーは極めさせず立ち上がる。中盤、ケージ際でパンチの打ち合いになり、ポイエーの左がヒット!ふらつくサン・デニに今度は右フックが炸裂。後方へ崩れ落ちるようにダウンしたサンデニにポイエーがパウンドを一撃入れたところで、レフェリーが試合を止めた。
WME-IMG
『UFC 299』
2024年3月10日(日本時間)米国フロリダ州マイアミ カセヤ・センター
▼ライト級
◯ダスティン・ポイエー(米国)
KO 2R2分32秒 ※右フック→パウンド
●ブノワ・サン・デニ(フランス)
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