【UFC】“MVP”ペイジ、デビュー戦で判定勝利、ランカーのホランドを撃破
3月9日(日本時間10日)に米国フロリダ州マイアミで開催された総合格闘技イベント『UFC299』のウェルター級マッチにて、元ベラトールの人気選手マイケル・ペイジ(36=英国)が、同級13位のケビン・ホランド(31=米国)に判定勝利。注目のUFCデビュー戦を白星で飾った。
ペイジは“MVP”の愛称を持ち、ベラトールで人気のトップ選手として活躍。幼少の頃から身につけたカンフーをベースに、身長190cm、リーチ200cmの長い手足を活かした打撃で、これまでに数々の超絶KO劇を演じてきた。戦績は23戦21勝(13KO・3一本)2敗。
対するホランドはカンフーの黒帯を持つファイターで身長190cm、そして205cmのリーチから繰り出す打撃が武器。これまで25勝(9敗1NC)のうち13KO・8一本と高いフィニッシュ率を誇る。昨年は、サンチアゴ・ポンジニッビオとマイケル・キエーザを相手に連勝を飾るも、9月はジャック・デラ・マダレナに判定負け。
1R、ペイジは独特のステップから右ローキック、踏み込んでの右ストレートを放つ。ホランドもカーフキックを返していく。サークリングするペイジにホランドが組み付いてケージ際へ。肩パンチを数発入れるがペイジは突き放す。中盤、ペイジはスイッチして関節蹴りから左ミドルを入れる。ホランドはペイジを捉えることが出来ない。ラウンド終了間際、ペイジはバックヒジも見せた。
2R、バックスピンキックでペイジがけん制。中盤、ペイジは再度バックスピンキックを見せるも、バランスを崩す。ホランドはそこを逃さず、組みついてバックポジション。リアネイキッドチョークを狙う形からハーフガードに移行してヒジ打ち連打。ペイジはヒジを食らうも立ち上がる。ペイジが右オーバーハンドから押し込むとホランドがバランスを崩すが、ペイジは深追いせず。残り10秒を切ったところでペイジはまたもバックヒジを狙う。
そして3R、組みついてバックを取るホランド、これもペイジは上手く対処して離す。中盤、ペイジは左ミドル、右ストレート、アッパーと打撃の手数はペイジ優位か。ホランドのパンチは空を切る。両者決め手に欠ける展開となり、最後は組み合って試合終了。
判定3-0でペイジが勝利。デビュー戦ながら存在感を放ち、ランカーのホランドを下した。
WME-IMG
『UFC 299』
2024年3月10日(日本時間)米国フロリダ州マイアミ カセヤ・センター
▼ウェルター級
●ケビン・ホランド(米国)
判定0-3 三者ともに28-29
◯マイケル・ペイジ(英国)
▶︎次ページは【フォト】ペイジのバックヒジが炸裂!激闘ハイライトシーン
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【結果 速報】3.10『UFC』オマリーvsヴェラほか全試合 結果 速報
・【テレビ・配信】3.10『UFC』オマリーvsヴェラほか生中継・放送・配信情報
・ジョシュア、元UFC王者ガヌーを2回で豪快KO!大の字しばらく立てず
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!