【K-1】菅原美優、“女王対決”で延長の激闘も勝利ならず！RISE宮﨑小雪の高度なテクニックに苦戦＝試合結果
K-1菅原（右）とRISE宮﨑（左）の女王対決は、宮﨑が勝利
K-1実行委員会『K-1 WORLD MAX 2024』
2024年3月20日（水・祝）東京・国立代々木競技場第一体育館
▼第12試合/K-1vsRISE対抗戦/スーパーファイト/女子-45.5kg契約/3分3R延長1R
●菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第2代K-1 WORLD GP女子アトム級王者）
延長判定0-3 ※三者gともに9-10
〇宮﨑小雪（TRY HARD GYM/第2代RISE QUEENアトム級王者）
※本戦は3者ともに30-30
【フォト】菅原と宮﨑が顔面に同時打ち！菅原の顎がハネ上がる場面も！
宮﨑がローキックで攻める
菅原はK-1とKrushの2冠を達成し現在5連勝中。23年3月にはK-1王者パヤーフォンにリベンジ達成して、念願のK-1王者となった。戦績は17戦14勝（1KO） 3敗。
対する宮﨑は15戦13勝1敗1分（2KO）。現在は11連勝中のRISE絶対女王だ。昨年は３試合とも外国選手と対戦し、うち２試合はKO勝利している。
1R、菅原が前脚で前蹴りも、サウスポーの宮﨑が前へ出て、前脚へのインローを入れる。宮﨑の左、菅原の左ミドルがそれぞれ入る。
前蹴りを繰り出す菅原
2R、距離が縮まり、宮﨑がワンツーでステップインに、菅原がヒザ、細かいパンチを入れる展開。互いに慎重で攻め切れない印象だ。
3R、菅原が長い腕でジャブ、先攻を取るも、宮﨑は左、ロー。後半、宮﨑の左がクリーンヒットし、菅原のアゴが上がる。
3者ともに30-30でドロー、延長は菅原が前蹴りを放つも、宮﨑は遠目の距離から細かなフェイントを入れながら、素早く距離を詰めパンチの手数を増やす。宮﨑の動きに翻弄されたか、インローをもらう菅原の内ももが赤くなる。そして、最後は宮﨑がパワフルなワンツー、ローを入れた。
パワフルなパンチを放つ宮﨑
判定は3者ともに宮﨑。高度なテクニックで差をつけた宮﨑が菅原とのRISEvsK-1女王対決を制した。
宮﨑はマイクで「今回負けたらどうしようとかプレッシャーがたくさんあったんですけど、支えられて勝利することが出来ました」と感謝。
続けて「小学校6年生の時にお母さんが亡くなってるんですけど、天国のお母さんにこうやって見せられてうれしいです。これでアトム級日本一を証明することが出来たと思うので、もっと強くなって女子格闘技を盛り上げていけるよう頑張りたいです」と笑顔でコメントした。
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