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【K-1】玖村将史が再起戦で勝利、イタリア強豪チェケッティとの接戦を制す

2024/03/20（水）UP

玖村がハイキックを蹴り込む

K-1実行委員会『K-1 WORLD MAX 2024』
2024年3月20日（水・祝）東京・国立代々木競技場第一体育館
▼第7試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
〇玖村将史（K-1ジム五反田チームキングス）
判定2-0 ※30-30、30-29×2
●ルカ・チェケッティ（イタリア/Kick and Punch Milano）

キックを当てる玖村

　玖村は長年K-1スーパーバンタム級トップ選手として活躍。RISEの志朗、鈴木真彦らに勝利を重ね、昨年9月宿敵・金子晃大の持つK-1スーパー・バンタム級王座に挑むも、惜しくも延長判定負け。今回が再起戦となる。

　対するチェケッティは49戦44勝（10KO）5敗の高戦績を誇るWAKO世界2階級制覇王者だ。昨年9月のONE Friday Fightsにも参戦し、中国強豪を判定勝利で破っている。

チェケッティのミドルキック

　1R、前に出る玖村はガードを固めて、右ミドルやワンツーと積極的に攻撃を出す。チェケッティは左ミドル、ローを強打。接近して左ボディフックを強打する玖村。玖村のボディ打ちがチェケッティにヒットするが、チェケッティは倒れない。

　2R、チェケッティはヒザ蹴り、ミドルで玖村を迎え撃つ。玖村は右ミドルを蹴りつつ、様子を伺う。距離が近くなり、お互いのパンチが交錯する。

パンチで攻める玖村

　お互いに明確な決定打がない中、3Rへ。チェケッティが左ミドル、玖村が右ミドルやヒザ蹴り。玖村は三日月蹴り、チェケッティのパンチに対して右ストレートのカウンターを当てる。玖村は右ロー、チェケッティのパンチにはヒザ蹴り。チェケッティのハイキックを交わした玖村はローやヒザ蹴りを放つ。終盤には玖村の左ジャブが的確にチェケッティにヒットした。

　ジャッジ1者はドローと付けるも2者が玖村を支持。玖村が判定勝ちを収めた。

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