【K-1】江川優生、RISE常陸飛雄馬との大激闘を制す!“フラフラ棒立ち”の危機もダウン奪取から延長勝利
K-1実行委員会『K-1 WORLD MAX 2024』
2024年3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館
▼第11試合/K-1vsRISE対抗戦/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R延長1R
〇江川優生 (POWER OF DREAM/第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者)
延長判定2-1 ※10-9×2、9-10
●常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)
※本戦は28-28、28-28、28-28
江川は19年のK-1フェザー級王座決定トーナメントにて、全試合KO勝ちで同級王者に。その後は3連敗も経験するが、現在はスーパー・フェザーに階級アップし、 島野浩太朗らに勝利を収めている。昨年9月に横山朋哉に判定負けして以来の再起戦となる。
対する常陸はタフネスと剛腕を武器とするRISEトップランカー。チャンヒョン・リーと大雅には惜しくも敗れているが、トップファイターの評価は変わらない。現在は同級2位にランクインしている。
1R、江川が中心を取って右ロー、強烈な左フックで先制する。常陸は下がりつつも左ジャブを伸ばす。江川はガードを固めて、突進すると左フック。すると、パンチで打ち合いに行った江川に常陸の強烈な右ストレートをカウンターヒット。ふらつく江川に対し、常陸が左右連打、ストレートで追い込んだ。
2R、常陸が前蹴り、ヒザ蹴りを出すと江川が右ストレート。常陸は左ジャブを突きながら、ストレートやフックのカウンター狙い。常陸は左ボディフックを何度も叩き込み、右ヒザ蹴り!更に左フックを強打してこれを効かせると、左右連打で江川が棒立ち状態。ゴングに救われる。
3R、ダメージが残る江川はストレートで前に出るが、スピードが落ちるのが顕著だ。常陸は江川のパンチを冷静に交わして、ボディ打ち。江川はパンチを何度も放つが、常陸はダッキングでクリーンヒットさせない。すると、江川が右ストレートを当てて、ダウンを奪取。最後は江川は打ち合いを仕掛けるも、常陸も左右フックをリターンした。
ダメージの大きい江川だったが、ダウン奪取もあり、3者ともに28-28で試合は延長戦へ。
延長R、両者近距離でパンチの打ち合い。常陸は左ジャブを突き、前蹴り。江川は得意の左フックを強打。前に出る常陸は右前蹴り、左ボディフック。江川も細かいフック、ストレートで応戦する。常陸がロープに詰めて、ややパンチ連打で上回る。常陸のフックが的確に入った印象だ。
ジャッジは前に出てヒットを奪った常陸ではなく、パンチの手数を出した江川を支持。江川が常陸を2-1で下し競り勝った。
江川は勝利マイクで「凄い良い試合だったのに、自分だけダラダラと申し訳ないです。こうして勝ちにつなげられたので、あと2試合チャンピオンたちが見せてくれると思います。今日はありがとうございました」と語った。
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