【K-1】カリミアンがKO負けで立てず!中国リュウ・ツァーが新王者に!サッタリが挑戦アピール
K-1実行委員会『K-1 WORLD MAX 2024』
2024年3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館
▼第19試合/K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●シナ・カリミアン(王者/イラン/SINA ARMY)
KO 3R2分3秒 ※右ストレート
〇リュウ・ツァー(挑戦者/中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)
※リュウ・ツァーが新王者に
【フォト&動画】リュウの右フックでカリミアンの衝撃KO負け!動けず
リュウはカリミアンが3位に終わった、K-1 30周年記念無差別級トーナメント優勝者。元K-1世界王者ウェイ・ルイの後輩にあたる新世代中国人キックボクサーで、カーフキックや重いパンチを武器に、K-1では4戦4勝(4KO)無敗だ。
対するカリミアンは初代・第3代クルーザー級王者で、18年に来日後、K-Jeeや愛鷹亮ら数々の日本人選手と対戦してきた。昨年9月、K-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦でケリム・ジェマイをKOするも、準決勝でクラウディオ・イストラテに判定負け。それ以来の再起戦となる。
1R、リュウがカーフキック、そしてカウンターの左フックでダウンを奪う。その後はリュウの猛攻、ヒザ蹴りでよろめかせる場面も。反撃に転じたいカリミアンはバックブローを放つも空振り。さらにリュウが右フックで2度目のダウンを奪う。
2R、仕留めにかかるリュウは前蹴り、右カーフキック。強引に詰めたカリミアンに対し、リュウが右ストレートを打ち抜いて3度目のダウン奪取。さらに、捨て身のバックブローで後ろを向いたカリミアンに対し、リュウが左フックを強打!
これでダウンを取ったかに見えたが、ストップ後の攻撃ではないかという抗議があり、時間が取られる。すると、このダウンはブレイク後の攻撃だったと判断され、取り消しに。この行為でリュウには減点のイエローカードが出される。
3R、リュウがカリミアンのジャブの打ち終わりに圧巻の右フック!これが見事にカリミアンのアゴを打ち抜くと、バッタリと後方にダウン。そのまま動くことは出来ず、リュウが圧倒的なKO勝ちで新王者となった。カリミアンは周囲に支えられ、30秒後に立ち上がった。
リュウは「皆さんこんにちは、中国から来ました。リュウ・ツァーです。タイトルマッチのために厳しい練習を積んできました。K-1のタイトルマッチに招聘してくれてありがとうございました。師匠のウェイ・ルイさんに続いて、K-1のベルトを獲れたのは喜ばしいことです。24年に世界チャンピオンになることが出来ました」とコメント。
すると、K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝のマハムード・サッタリがリングに上がり、リュウに挑戦をアピールし、2人はフェイスオフに。リュウは対戦を承諾したが、実現するのか。正式発表が待たれる。
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