亀田和毅、流血呼ぶ圧倒でTKO勝利!相手は棄権「親父とのトレーニング成果出た」=試合結果
3月31日(日)愛知・名古屋国際会議場で開催されたボクシングイベント『3150FIGHT vol.8』の[フェザー級10回戦]では、2階級制覇王者でIBF世界フェザー級5位の亀田和毅(32=TMK)が圧巻のボディ攻めで、5回終了時点でTKO勝利。ケビン・ビジャヌエバ(23=メキシコ)陣営は6回終了前に棄権を申し出た。
亀田は当初、前戦で敗れた同級2位のレラト・ドラミニ(30=南アフリカ)との再戦が予定されていたが、ドラミニがIBF同級挑戦者決定戦に出場するため欠場。
15日に急遽、WBCユースシルバーSバンタム級王者のビジャヌエバに変更となった。
亀田は前日計量後の会見で「明日は親父(史郎トレーナー)のスタイルで勝つ」とニュースタイル宣言していた。
試合は1Rから亀田が圧力をかけ、鋭いジャブから強烈なボディを入れる。ビジャヌエバも下がっては鋭い左をカウンター!すると、亀田の動きが一瞬が止まる。
しかし2Rには亀田が左の上下をヒットさせ、ビジャヌエバがボディでくの字になる場面も。
その後も亀田のジャブ、ボディがよく入り一方的な展開に。4R後半には亀田の連打でビジャヌエバは鼻血を出す。
5Rには亀田の左ボディが連続で入り、ビジャヌエバは背を丸める。ビジャヌエバのパンチに力がなくなり、明らかに効いている様子だ。ゴングが鳴ると亀田は威嚇するような動き。
そして6R開始前、ビジャヌエバ陣営が試合を棄権、亀田が5R終了時点でTKO勝利した。
亀田はマイクで「前回負けて、親父とトレーニングを開始したのが11月。まだ完成してないが、今回のテーマは気持ちでいく、それがちょっとは出たかな」と満足気だ。
今後について「次は世界、それしか見てないんで。ドラミニ倒して世界に行きたかったが、今年中には世界に挑戦したい」と意気込んだ。
また「奥さん、あさって子ども生まれるんで。明日飛行機でメキシコに行くんで。2人目」と笑顔で報告した。
試合後のインタビューでは、アウトボクシングからプレッシャーをかけるスタイルに変えたことについて「4ヶ月ちょっとで一気に変えた。シンプルに、前に行って殴る、打たれたら殴る、そこを意識してやってきた。まだまだだけど、このスタイルが完成していけば(プレッシャーを)かけやすくなる。12R相手にプレッシャーをかけられれば、相手が疲れて戦いやすくなる」と世界戦に向け、ニュースタイルを完成させると明かした。
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