【UFC】元王者プロハースカ、復活のTKO勝利!難敵ラキッチをパウンド撃破
WME-IMG
『UFC 300』
2024年4月14日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼ライトヘビー級5分3R
〇イリー・プロハースカ(チェコ)
TKO 2R3分17秒 ※パウンド
●アレクサンダル・ラキッチ(オーストリア)
プロハースカは初代RIZINライトヘビー級王者。22年6月のUFC同級タイトルマッチで当時の王者グローバー・テイシェイラに一本勝ちで王座を獲得したが、同12月の初防衛戦に向けたトレーニング中に右肩を負傷し王座を返上。23年11月にはタイトル奪還を目指して臨んだ王座戦で、アレックス・ペレイラに敗れた。
対するラキッチは破壊力のある打撃を武器とするファイターで14勝のうち9つのKOを持つ。22年5月にヤン・ブラホヴィッチと対戦し、試合中に右ひざを負傷しTKO負け。前十字靭帯断裂により長期の欠場となり、今回が約2年ぶりの復帰戦となる。
1R、カーフキックを蹴りつつジャブ、ストレートを出していくラキッチに対し、プロハースカはガードを下げた構えから飛び込んで右を出していく。距離を保ち、何発もカーフキックを積み重ねていくラキッチ。しかしプロハースカは足を効かされながらも詰めて行き、右フックを当ててラキッチをぐらつかせる。
2R、ラキッチのワンツーが当たり、一瞬プロハースカが腰を落とすがすぐに持ち直す。すると今度はプロハースカがワンツーを当て前へ出る。距離を取るラキッチだが詰めて行くプロハースカに応戦し、徐々に乱打戦となる。またもプロハースカのワンツーが入りラキッチがぐらつくとプロハースカは一気に詰めて連打。崩れたラキッチにプロハースカがパウンドを連打すると、ラキッチは防戦一方となりレフリーがストップ。プロハースカがTKOで復活勝利を果たした。
▶︎次ページは【動画】プロハースカ、怒涛のパウンド連打でKO!
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