【UFC】元王者オリベイラ、グラウンド対決で接戦負け、ツァルキャンが4連勝
WME-IMG
『UFC 300』
2024年4月14日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼ライト級5分3R
●チャールズ・オリベイラ(ブラジル)
判定1-2 ※28-29×2、29-28
○アルマン・ツァルキヤン(ジョージア)
元ライト級王者のオリベイラはUFC最多フィニッシュ勝利(20勝)、最多一本勝ち(16勝)と、抜群の極めの強さで活躍するUFC屈指のスター選手。21年にマイケル・チャンドラーを下してライト級王座を獲得すると2度の防衛を果たしたが、22年10月にイスラム・マカチェフに敗れ陥落。しかし23年6月には当時8連勝中だったベニール・ダリウシュをTKOで破り復活勝利を挙げた。
対するツァルキャンはレスリングをベースとしながら立っても寝てもフィニッシュできる力を持ち、現在3連勝中。前戦ではオリベイラと同じくベニール・ダリウシュをTKOで破っている。
1R、オリベイラはローキックでツァルキャンの軸足を刈って転倒させる。オリベイラはがぶると飛びついてギロチンチョーク。回転して下になり逃げようとするツァルキャンは何とか首を抜いて脱出すると、ブリッジで上を取り返す。クローズドガードを取るオリベイラだが、ガードを解いたところで反則となる下からの蹴り上げを打ってしまい中断となる。再開後、オリベイラはフックガードから跳ね上げてスタンドに戻す。
2R、しっかりとガードを上げてジャブを突くツァルキャン。距離が詰まったタイミングでタックルで倒し、立ったオリベイラを再びテイクダウンする。ツァルキャンはオリベイラの頭をケージに押し付けてパウンド、ヒジを連打する。オリベイラは三角絞めに入るがここでラウンド終了。
3R、組み付いてケージに押し付けて行くツァルキャンだがオリベイラは突き放してスタンドへ戻す。しかしツァルキャンはワンツーからダブルレッグでテイクダウンを奪う。ハーフで抑え込むと、逃げるオリベイラのバックに回るツァルキャン。しかしオリベイラは前に落とすと、がぶりからダースチョークを仕掛ける。ツァルキャンが腹ばいになって耐える中試合終了となった。
判定は互いに1票ずつ入り、最後の一人はツァルキャンを支持。グラウンドコントロールで上回り、元王者を下した。
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