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【DEEP】“ベテラン”水野竜也、ANIMAL☆KOJIを振り切り判定勝利!

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2024/05/03(金)UP

水野(左)が判定勝利した

DEEP事務局
『DEEP 119 IMPACT』(ディープ 119 インパクト)

2024年5月3日(金・祝)東京・後楽園ホール

▼セミファイナル(第7試合) DEEP メガトン級 5分 3R
〇水野竜也(フリー)
判定3-0 ※29-28×2、30-27
●ANIMAL☆KOJI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)

 水野はDREAMでミルコ・クロコップ、メルヴィン・マヌーフ、ゲガール・ムサシら世界の強豪と対戦してきた大ベテラン。昨年7月にメガトン級暫定王者の酒井リョウに挑戦も初回TKO負け、11月にSAINTと対戦し、ヒザ蹴りでTKO勝利を収めている。

パンチを振る水野

 対するANIMALはDEEPフューチャーキングトーナメント2017ミドル級優勝者。ここ数年はK-1グループで戦い、21年12月にはマハムード・サッタリの持つKrushクルーザー級王座に挑むなど活躍。今回は約5年半ぶりのDEEP参戦だ。

 1R、水野がタックル、テイクダウンからバックを狙う。落として上になったANIMALに対して、水野は三角絞め狙い。ANIMALは右のパウンドを打つが、膠着状態のためブレイクがかかる。立ち上がったANIMALに対して、水野は掴んでのヒザ蹴りを良いタイミングでヒット。ANIMALは右ローを多用する。

 2R、水野が左ストレート、ANIMALは右ローをヒット。水野はタックルを仕掛け、切ったANIMALに対してヒザ蹴り。ANIMALは右インローを蹴り込む。水野はシングルレッグ、両足に切り替えてテイクダウンに成功。ヒジを打ちながらパウンドを打つ水野、更にサッカーボールキックをお見舞い。立ち上がったANIMALは左右フックで応戦した。

上から攻める水野

 3R、水野がタックルを仕掛けて、押し倒してテイクダウンに成功。ハーフガードからトップを取る水野はボディへのパウンド、左ヒジ打ちで圧をかけて、アームロックを狙いながらマウントへ。更には腕十字を狙うが、ANIMALは何とか逃れてスタンドへ。ANIMALは右ストレートをヒット、それをさばくANIMALは上を取り返して、左のパウンドを見舞う。立ち上がった水野に対して、ANIMALが左フックを放っていった。

 ジャッジは試合全体を通して、ヒザ蹴りやタックルと様々な攻撃を見せた水野を支持。水野が判定勝ちを収めた。

 マイクを持つと水野は「次に繋がる試合を意識して固くなりました。自分事ですが、今年43歳になります。『水野弱い、引退じゃないの』と言ってくるんです。でもそれは昔の人が決めた常識です。俺らの常識はもっと高いところにあります。自分まだまだ頑張ります」とアピールした。

全試合結果はこちら

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