暫定王者バリオスが防衛成功、強打のマイダナ弟からダウン奪うも、片目ふさがる
5月4日(日本時間5日)開催されたプロボクシング[WBC世界ウェルター級暫定タイトルマッチ](米ラスベガス)にて、同級暫定王者で元WBA世界スーパーライト級レギュラー王者のマリオ・バリオス(アメリカ)が挑戦者ファビアン・マイダナ(アルゼンチン)に判定3-0で勝利し防衛成功。3Rでダウンを奪うも、片目が塞がるダメージも負った。
バリオスは前戦となる昨年9月にヨルデニス・ウガスに判定勝利、WBCウェルター級暫定王者に輝いた。戦績は28勝(18KO)2敗。
対するマイダナは先月の試合でイスラエル・ロペスを相手に母国アルゼンチンで勝利を収めたばかりだ。元二階級制覇の”殴り屋”マルコス・マイダナの弟でもある。戦績は18勝(13KO)1敗。
試合は1Rバリオスがキレキレのジャブでプレッシャーをかける。マイダナは下がるも時折パワフルな左フック。2R終盤にはマイダナの右がヒットし、連打で押し込む。
しかし3R序盤バリオスのコンパクトな右がヒット!マイダナがダウンした。
その後、バリオスが詰めてゆくも、マイダナも強烈な右カウンターを狙う。打ち合いの場面も。
その後もバリオスが詰めて手数で優勢も、マイダナも手数は少ないが強烈な左フックのカウンターを入れる。
ラウンドを重ねるごとにバリオスの右目上が腫れていくが、バリオスはガードを高く上げ詰めてはジャブから連打。その後はマイダナが右のカウンターを狙うが、バリオスは連打のギアを上げる。
最終12R、ようやくマイダナが自分から攻め、左フック、右連打も入れるが、バリオスは最後まで落ち着いてプレッシャーをかけ続けた。
判定は3者ともバリオスを支持(3者ともに116-111)。試合後のマイクでは、バリオスは右目がほぼ閉じており、苦戦も見事防衛達成した。
▶︎次ページは【動画】バリオスの右がヒット!マイダナがダウンする瞬間
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