王者カネロ”メキシコ新旧対決”に快勝、無敗ムンギアに強烈アッパーでダウンも=試合結果
5月4日(日本時間5日)開催のプロボクシング[4団体統一世界スーパーミドル級タイトルマッチ]同級4団体統一世界王者のサウル・カネロ・アルバレス(33=メキシコ)が、挑戦者で元WBO世界スーパーウェルター級王者で、WBC&WBO同級1位のハイメ・ムンギア(27=メキシコ)に判定3-0(117-110、116-111、115-112)で勝利、4Rにはアッパーでダウンも奪った。
カネロは昨年10月には2階級下の4団体統一世界S・ウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(アメリカ)に7Rにダウンを奪うなど判定勝利し、戦績を60勝(39KO)2敗2分にした。
対するムンギアは今年1月、カネロがKOできなかったジョン・ライダーを9回TKOで破っている。戦績は43戦無敗(34KO)。
カネロの身長は171cmでリーチは179cm。ムンギアはカネロの身長を大きく上回る183cmで、リーチは183cmだ。
メキシカン同士の対決に、場内は大声援。
試合序盤はムンギアがプレッシャーをかけ上下のジャブ、荒々しいストレート連打も、次第にカネロが詰めて左ボディを入れる。
ムンギアの勢いは止まらず、3R終了時にはムンギアの上下フックのラッシュがカネロを下がらせる。
しかし4R、接近戦でカネロが左フックからの右アッパー!ムンギアのアゴが跳ね上がりダウン!
以降もムンギアは変わらず手数を出すが、カネロもジャブを出し始め、左フック、右ストレートも要所で入れる。7Rにはカネロの左ボディ、さらに左フックでムンギアの動きが止まる。
9Rにはムンギアのワンツーが、ついにカネロのガードをこじあけヒット、さらには右フック、ボディも入れ意地を見せる。
しかしカネロの動きは落ちず、堅いディフェンスからムンギアの打ち終わりにコンパクトなフック、アッパー、12Rには右ストレートでムンギアを止まらせた。
判定は3者全員が支持しカネロが快勝、カネロは勝利マイクで同朋相手の健闘を称えながらも「俺がベストファイターなんだ」と王者の貫禄。
次戦について、デビッド・ベナビデスとの対決も水を向けられたが「ギャラが良ければ今すぐやっていい」と余裕のコメントを残した。
▶︎次ページは【動画】カネロの強烈アッパーでムンギアがダウン!
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