【RIZIN】堀口恭司、ペティスにリベンジ成功!ハイレベルな攻防を制す=試合結果
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.47』
2024年6月9日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
▼第9試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
〇堀口恭司(ATT)
判定3-0
●セルジオ・ペティス(アメリカ)
堀口はRIZINとベラトールの元2冠王者で、22年から階級を下げフライ級に転向。初戦は扇久保博正に完勝を収めた。そして昨年大みそかは神龍誠に一本勝ちしてRIZIN初代フライ級王者に輝いた。今回は21年に対戦しKOで敗れたぺティスにリベンジを狙う。
対するペティスは元UFCライト級王者アンソニー・ペティスの実弟。21年5月、フアン・アーチュレッタに勝利しベラトールバンタム級王座を獲得。同年12月に堀口をKOし初防衛を成し遂げた。その後ヒザの負傷で長期欠場となるも、昨年6月の復帰戦ではパトリシオ・ピットブルを下し2度目の王座防衛。しかし11月はパッチー・ミックスに一本負けを喫し王座から陥落した。
試合は1R、左右に構えをスイッチするペティスに堀口はローを飛ばし、ニータップで入りコーナーまで走る。テイクダウンを迫る堀口だが、ペティスもニンジャチョークのように狙ってくる。堀口は体を離して中央に戻る。
堀口は左右のフックを振り、蹴りを放つがスリップ。向かってきたペティスに堀口はタックルを仕掛けて倒すが、ペティスは下からホールディングして打たせない。
2R、堀口はニータップからペティスを持ち上げテイクダウン。サイドについて、ペティスのギロチンを極めさせない。堀口はペティスをコーナーまで運ぶが、ペティスはやはり下からホールディングして堀口に強打させない。そこから蹴り上げを放って立ち上がったペティスだが、堀口がタックルでコーナーに押し込む。
3R、後ろ回し蹴りを見せたペティスは向かってきた堀口にショートフックを当てて倒し、すぐさまダースチョーク。しかし堀口は仰向けになって極めさせずに逃れ、さらに立ち上がる。
堀口はニータップ、シングルレッグとテイクダウンから右フック・左フックと放ってヒット。ペティスの回転蹴りをかわすと堀口はタックルで押し倒し、パウンドを加えて試合終了となる。
判定は3-0で堀口が制し、リベンジを成すと妻となった那月さんを呼び込み「結婚してからの初めての試合だったのでプレッシャーを感じてたんですけど、関係なく勝ててみなさんサポートありがとうございます」とファンに感謝を述べた。
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