【KNOCK OUT】久井大夢が無敗の龍聖を2度倒し王座獲得!「これからのKNOCK OUTの時代は僕です」
株式会社 Def Fellow
『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』
2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
▼セミファイナル(第14試合) KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座決定戦/3分3R・延長1R
●龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT/初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
判定0-3 ※27-28×3
○久井大夢(TEAM TAIMU/第2代KNOCK OUT-BLACKライト級王者、初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者)
※久井がKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座を獲得
龍聖は初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者で、17戦17勝(11KO)無敗を誇るKNOCKOUTの絶対的エース。前戦は4月にシュートボクシング2階級制覇王者の川上叶を完封した。
対する久井は18歳ながらKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級、KNOCK OUT-BLACKライト級を制したKNOCK OUTの新世代エース。昨年7月にはK-1のリングに乗り込みBigbangフェザー級王者・龍斗を判定で下し実力を証明した。
この一戦は当初、龍聖と山田彪太朗(シーザージム)が対戦する予定だったが、山田が負傷欠場。代打に久井が名乗りを上げたことでタイトルマッチに認定された。
1R、久井が先制の飛び込み前蹴り。龍聖はガードを固め右ハイキック。ワンツーで前に出るも久井が左ストレートを合わせてカウンターでダウンを奪う。立ち上がった龍聖は落ち着いた様子で左フックと右ローを上下に散らし、コーナーに詰めた久井へ右ヒザを突き上げる。下がる久井をコーナーに追い込む龍聖は右ミドルからワンツー。コンパクトな右ストレートで攻めるが、カウンターの右フックで2度目のダウンを奪う。立ち上がった龍聖に久井が襲いかかるが直後のゴングに救われる。
2R、前に出る龍聖に合わせた久井の右ヒザで龍聖の体が宙に浮く。龍聖は左ジャブから右ミドルのコンビネーションで圧力をかけ、下がる久井の右前足にインローを叩き込む。コーナーを背負う久井へ龍聖が右アッパーを突き上げると久井は小さく腰を落とす。
3R、龍聖が前進しパンチ連打。ジャブで突き放す久井に右ヒザ、左前蹴りで距離を詰める。手が出ない久井へ左右連打を上下に散らす龍聖。龍聖の猛攻を久井がガードでしのぎきるまま試合終了のゴングを向かえた。
ジャッジは3者が27-28で久井の勝利を支持。18歳の久井が無敗の龍聖を下し、KNOCK OUT-BLACKの2階級同時王者となった。
マイクを握った久井は龍聖への感謝の言葉を述べた後、闘病中の祖母へエールを送った。そして8月4日に決定している試合を告知し「これからのKNOCK OUTの時代は僕です」と団体の顔となる宣言をした。
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