【KNOCK OUT】小笠原瑛作がムエタイ強豪に圧勝「ONEのベルト獲る」打倒ロッタン、スーパーレック誓う
『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』
2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
▼第13試合 スーパーファイト/KNOCK OUT OFG-RED-58.50kg契約/3分3R・延長1R
〇小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 ※三者ともに30-28
●デーングリアングライ・シンマーウィン(タイ/シンマーウィンジム)
小笠原は持ち前のスピードで“スピードアクター”の異名を取る、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級&フェザー級の2階級制覇王者。前戦となる今年4月の『ONE FRIDAY FIGHTS 60』でソーンスックノーイ・FAグループに判定勝利を収めた。現在はONEシリーズ2勝1敗だ。
対するデーングリアングライはタイラット・ミニフライ級王者。105戦85勝(22KO)19敗1分の戦績を持つ実力者だ。今年5月にはK-1で武尊とも戦ったヨーキッサダーに大差判定勝利し、オムノーイスタジアム ライト級王座を戴冠した。
互いにONEシリーズに参戦する選手であり、ONEムエタイと同じくオープンフィンガーグローブでの試合となる。
試合は1R、互いにサウスポー、小笠原は重心を後ろ足に載せながら、入って来るデーングリアングライを左ストレートで迎撃する。
2R、小笠原が一気にギアを上げ、スピードあるパンチコンビネーション、左ローでヒット&アウェイ。終盤には小笠原の強烈な左ローで相手が崩れる場面も。
3R、デーングリアングライも意を決したか、打ち合い上等で前に出てくる。しかし小笠原は左ローで相手の前足を集中、相手は明らかに嫌がり、足を上げたまま。既に腰が引けている相手に、小笠原は上下の素早いパンチ連打。さらに左ローと容赦なし。判定で小笠原が勝利した。
小笠原は勝利マイクで「僕が世界のONEのベルトを獲りに行くんで、僕の夢を一緒に持ってください!日本人も相手がいなくなってきました。ONEは僕の階級だと、ロッタン、スーパーレック、ムエタイルールではこの2人がチャンピオンです。今年来年中にONEのベルトを絶対にホームリングのKNOCK OUTに持って帰ってくるんで」とONE王座奪取を公約した。
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