【KNOCK OUT】五味隆典、鈴木千裕とドロー!「パッキャオはこんなもんじゃないぞ」鈴木は悔しい表情
『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』
2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
▼メインイベント(第15試合) KNOCK OUT特別ルール (※パンチのみ)-73.0kg契約 /3分3R
△鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
ドロー判定0-0 ※三者ともに29-29)
△五味隆典(東林間ラスカルジム)
鈴木は4月、RIZINフェザー級王者として、金原正徳をパウンド攻撃でTKOに下して初V。現KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者でもあり、今回は約1年3カ月ぶりのKNOCK OUTだが、パンチのみルールとなった。7月の『超RIZIN.3』ではマニー・パッキャオと、こちらもパンチのみルールでの対戦を控えている。
対する五味は初代PRIDEライト級王者で、鈴木のMMA師匠でもある。鈴木は「KOで五味さんを超えたいと思います」とKOでの師匠超えを宣言している。
試合は1R、サウスポー、オーソドックスと構えをスイッチする五味が鈴木の周囲を回る。鈴木の大きく踏み込んだ右が五味にヒット!鈴木は振りまくり、五味はタックルを繰り出すように崩れるがノーダウン。五味はジャブで時折前に出て、鈴木はボディ狙い。
2R序盤、五味の大振り左フックに合わせ、鈴木の右がヒット。その後は互いにジャブからの打ち下ろしも、クリーンヒットは無い。
最終3R、五味が強引にワンツーで前に出る。しかし鈴木の右カウンターが入り、五味がグラつきクリンチする。ラスト30秒は五味の左も当たる。最後は五味が打ってこいと言うように鈴木に打たせた。会場は大盛り上がりだ。
判定は3者ともに29-29とドロー。五味は歓声を上げるも、鈴木は悔し気な表情だ。
鈴木はマイクで五味に感謝を述べ言葉少ない。
一方の五味はマイクで鈴木に「判定ダメだよ、KOじゃなきゃ!ボクシングだったら負けないかな、楽だったかな」と笑顔。さらに「千裕、頑張れよ、パッキャオはこんなもんじゃないからな。怪我だけはするな、危なかったらタックルは入れ」と呼びかける。また「お金になる話があったら言ってください、なんでもやります」とまだ完全引退は無いようだ。
▶️次ページは【フォト】五味と鈴木がパンチのみルールで殴り合い!
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