【UFC】階級アップのドリーゼ、ランカーのスミスの強打を封じ勝利
『UFC 303』
2024年6月30日(日本時間)米ネバダ州ラスベガス/T-Mobileアリーナ
▼男子ライトヘビー級
●アンソニー・スミス(米国)
判定0-3 ※27-30、28-29×2
〇ローマン・ドリーゼ(ジョージア)
スミスは37勝(19敗)のうち34勝がフィニッシュ勝利で19KO・15一本と打撃・寝技どちらでも勝負を決められる力を持つ同級10位の実力者。13年から11年に渡りUFCで活躍し、ジョン・ジョーンズやマウリシオ・ショーグン、グローバー・ティシェイラなど歴代のUFC王者と戦ってきた。
対するドリーゼは12勝3敗でこちらも7KO・3一本と勝利のほとんどがフィニッシュ。一時はUFC4連勝を挙げたがここ2戦は連敗中と厳しい状況。今回はこれまでのミドル級からライトヘビー級へ階級を上げての挑戦。
1R、オーソドックスのスミスにサウスポーはドリーゼ。互いに前手でけん制しあう中スミスの右が当たると、ドリーゼはスイッチしてカーフキックを蹴る。スミスもカーフを蹴ると、じりじりと詰めて大きい右を振る。
2R、頻繁にスイッチをしながら距離を測るのはスミス。ドリーゼは一気に前へ出てパンチをまとめ、勢いのままテイクダウンに成功。亀の体勢になったスミスへドリーゼは後ろからパウンド。スミスを立たせずにボディへヒザも入れる。スミスは何とか立ってパンチを振るが、疲れたかスピードがない。
3R、思い切りパンチをスイングしていくドリーゼ。スミスもパンチを返すが互いにビッグヒットはない。スタミナ切れか前に出られないスミスに対し、ドリーゼはジャブやローなど細かい攻撃を出し続けて試合を終えた。
判定は3-0でドリーゼ。階級を上げての挑戦で勝利をつかみ、連敗脱出に成功した。
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