【UFC】チアソンがヒジで切り裂きTKO勝利!寝業師シウバを出血ドクターストップに追い込む
『UFC 303』
2024年6月30日(日本時間)米ネバダ州ラスベガス/T-Mobileアリーナ
▼女子バンタム級
●マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)
TKO 2R1分58秒 ※ヒジでのカットによるドクターストップ
〇メイシー・チアソン(アメリカ)
シウバはUFCのダナ・ホワイト代表が有望選手を発掘する大会、ダナ・ホワイト・コンテンダーズで勝利しUFCと契約。極めの強い寝技で10勝(3敗)のうち7つの一本勝利を持つ。23年には元バンタム級王者のホーリー・ホルムからニンジャチョークで一本勝利したが試合後、ADHDの治療のため服用していた薬でドーピングの陽性反応が出たため無効試合に。その次戦で迎えた今年1月のタイトルマッチではラケル・ペニントンに敗れ王座獲得に失敗した。
対するチアソンはUFCの登竜門的なリアリティショーであるジ・アルティメット・ファイター で優勝。柔術をベースとし9勝(3敗)のうち3つの一本があるが、KOでも3勝を挙げている。
1R、リーチで14㎝と大きく上回るチアソンは距離を取って打撃を出していくが、シウバは詰めて左右のフック、そして組みになると離れ際にヒジも見せる。首相撲の体勢から互いにパンチやヒザを出す展開。シウバはテイクダウンも狙うがチアソンも譲らない。
2R、首相撲から足をかけてテイクダウンを奪ったのはチアソン。クローズドガードを組むシウバにチアソンが左のヒジを落とすとシウバの額が切れ出血。下から腕十字を仕掛けるシウバだがチアソンは潰して防ぐ。チアソンが離れて立つと、シウバの出血がひどくここでドクターチェックが入る。かなり深く切れており出血が止まらずレフリーがストップ。
有効打によるカットでチアソンが格上選手からTKO勝利を収めた。
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