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【パンクラス】伊藤盛一郎、失神チョークで一本勝ち！初防衛に“妻”の菅原美優も号泣

2024/07/21（日）UP

伊藤（中央）が王座初防衛、妻の菅原美優（右から2番目）ら家族が集合した

パンクラス
『PANCRASE 346』
2024年7月21日（日）東京・立川ステージガーデン
▼メインイベント第14試合　 SAWANNA 提供試合　フライ級キングオブパンクラスチャンピオンシップ/5分5R
○伊藤盛一郎（リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST/王者）
一本　3R1分12秒　※シングルハンドでのチョーク
●ムハンマド・サロヒディノフ（タジキスタン/挑戦者/同級1位）
※伊藤盛一郎が初防衛に成功

【フォト】チョークがガッチリと極まる瞬間！相手は失神

サロヒディノフが伊藤を持ち上げる

　伊藤はキャリア17勝のうち3KO・11一本という高いフィニッシュ率を誇るZSTの強豪。17年にRIZINに参戦し、才賀紀左衛門とのデビュー戦には勝利したがその後3連敗。しかしそこからは4連続フィニッシュ勝利、昨年12月に有川直毅から一本勝ちして暫定王座を獲得。先月に鶴屋怜が王座を返上したことで正規王者となった。今回は初防衛戦。

　対するサロヒディノフはアマチュアMMA世界大会王者で、昨年9月のパンクラスでプロデビューすると秋葉太樹にTKO勝利。12月も松井斗輝に判定勝利して2連勝。パンクラス3戦目にしてタイトル戦に臨む。

次々と寝技を仕掛ける伊藤

　1R、伊藤がタックルからサロヒディノフをケージに押し込む展開。逃げようとするサロヒディノフに対し、伊藤が横三角を仕掛けるとサロヒディノフが立ち上がり解除する。すると今度は伊藤がキムラから腕十字を狙い、サロヒディノフの腕を伸ばすが、サロヒディノフは回転して逃れる。トップのサロヒディノフに対し、伊藤は下からラバーガード、スクランブルからセンタクバサミ、アームロックと次々と仕掛けていく。スコアは3名全員が伊藤を支持。

　2R、サロヒディノフがタックルで伊藤の腰をマットにつけさせるが、伊藤は冷静に対処し立ち上がる。このラウンドはサロヒディノフが先に攻める流れ。カウンターのサブミッションを狙う伊藤だが、サロヒディノフも止まらず攻め続ける。残り1分、バックテイクの伊藤がチョークを仕掛けながら、パウンド、ヒジを相手の顔面に当てていく。このラウンドも全員が伊藤を支持。