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【KNOCK OUT】髙橋亨汰の18連勝ならず、19歳・下地奏人が延長戦を制す

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2024/08/04(日)UP

パンチを当てる下地奏人(右)

株式会社 Def Fellow
『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.3』
2024年8月4日(日)東京・後楽園ホール

▼第6試合 KNOCK OUT-RED ライト級 3分3R・延長1R
●髙橋亨汰(髙橋道場)
延長判定0-3 ※9-10×3
○下地奏人(RIOT GYM)
※本戦は1-1(29-30、29-28、29-29)

本戦は一進一退で判定1-1に

 高橋は新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座、WKBA世界62kg王座を戴冠した実績を持つ実力者。KNOCK OUTへは22年1月に初参戦するも古村匡平からのローブローによりノーコンテスト。同5月には新日本キックのリングで古村からダウンを奪う快勝を見せた。現在はひとつの引き分けを挟みながら17連勝の記録を更新中だ。

 下地は沖縄出身で、プロデビュー9戦8勝(2KO)1敗の戦績を持つKOSスーパーフェザー級王者。昨年12月に栗秋祥梧とKNOCK OUTのリングで対戦予定だったが、下地の計量オーバーにより栗秋の不戦勝となった。今回は仕切り直しの一戦でベテラン髙橋に挑む。

延長戦を制した下地

 試合は、笑顔を見せながら下地が前進。サウスポーの髙橋が細かいフットワークから左インローを下地のカーフに打ち込む。下地が飛び込んで左ミドルから右ストレート。もみ合うまま両者ヒジを繰り出すと、2Rに下地が左耳から出血する。3R終盤に髙橋が胴回し回転蹴りで下地の左耳を狙うと、下地も負けじと同じ技で応戦。一進一退の本戦の判定は1-1となり、延長戦に突入する。

 延長に入ると下地が右ミドルを連打し先手を奪う。髙橋は下地の打ち終わりにパンチを合わせていくも、下地が先に手を出す展開が続く。組み合えばヒジ、離れればミドルを応酬させる両者は最後まで手数を減らさないまま試合終了のゴングを迎えた。延長のジャッジは三者とも下地の勝利を支持。再起戦の下地が髙橋の連勝を17で止めた。

※全試合結果はこちら

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