【UFC】プラチス、豪快フックでUFC3連続KO!中国ジンリャンが前のめり失神
WME-IMG
『UFC305』
2024年8月18日(日本時間)豪州パース /RACアリーナ
▼ウェルター級
●リー・ジャンリン(中国)
KO 2R4分2秒 ※左フック
〇カルロス・プラチス(ブラジル)
ジャンリンは鋭い打撃とギロチンチョークを武器とする中国人ファイターで、2014年のUFCデビュー以来長年戦ってきたが、背中の負傷により長期欠場しており今回が22年9月依以来約2年ぶりの試合となる。
対するプラチスも打撃を得意とするファイターで現在9連勝中。UFCのダナ・ホワイト代表が有望選手を発掘するコンテンダーズシリーズでKO勝利しUFCと契約。今年2月にUFCデビューするとここまで2連続KO勝利と波に乗っている。
1R、イン、アウトとローを飛ばすジンリャンに、プラチスはスイッチを繰り返しつつ距離を測っていく。そして距離が近づくとプラチスの左でジンリャンがダウン、膝を着くジンリャンにプラチスは追わず立たせる。パンチを振って前へ出るジンリャン。プラチスは撃ち終わりにストレートを合わせ、左でジンリャンからダウンを奪う。しかしジンリャンもすぐ立つと強気に打ち返す。
2R、リラックスした構えから伸びのあるストレートを放つプラチス。ジンリャンは右ストレートにバックハンドブローも見せるがプラチスには届かない。組んでいくジンリャンだがプラチスは離れると左ストレート、左ハイキックも当てぐらつかせる。そして終盤、またも左ストレートでプラチスがダウンを奪う。立つジンリャンだがプラチスは詰めて連打。そして最後は右から左フック! この一発でジンリャンは糸が切れたように崩れ落ち失神。レフリーが即ストップした。
プラチスが圧巻の打撃でTKO勝利を収め、これで10連勝、UFCでも3連続KO勝利とした。
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