重岡優大、王座陥落からの再起戦で激勝、亀田ファウンダーも「次は世界タイトルマッチ」と確約=試合結果
8月24日(土)大阪・大和アリーナにて開催された『3150×LUSHBOMU vol.1』の[48.6kg契約戦]では、前WBC世界ミニマム級王者・重岡優大(ワタナベ)が、WBO世界同級12位サミュエル・サルバ(フィリピン)を判定3-0(96-94、97-93×2)で退け、再起を果たした。試合後には亀田興毅ファウンダーが次戦の世界タイトルも確約する殊勲の勝利だった。
優大は昨年4月にWBC世界ミニマム級暫定王座を獲得、10月に正規王者パンヤ・プラダブスリを破り王座統一した。しかし今年4月、初防衛戦で元WBO世界同級王者メルビン・ジェルサエムに2度のダウンを奪われ判定負け、王座から陥落。戦績を8勝(5KO)1敗とした。
今回の相手サルバは20勝(13KO)1敗と、ミニマム級の中でも“倒せる”強打者。デビュー16連勝後に世界IBF同級王座決定戦に挑み、1敗はその試合での怪我による棄権のみだ。しかもその試合では、サルバが1Rでダウンを奪っている。
怪我を治した後は、3連続KO勝利と勢いに乗っている。
試合は、サウスポーの重岡が飛び込みのワンツー、ボディで入ると、サルバは返しの右を狙う。
3Rからは打ち合いも多く、重岡の左にサルバの右が相打ちの場面も。4Rにはボディの打ち合いと噛み合う展開だ。
5Rには重岡が遠間からのステップ、さらにボディアッパーが何度も入り、サルバの手数は減る。
しかし7R、サルバの左カウンターで、重岡の腰が落ちる。
その後は重岡が前に出てはボディ中心に当ててゆく展開。
10Rには後のないサルバが猛攻で重岡をロープに追い詰める場面も。打ち合いでゴングが鳴った。
判定は3者ともに重岡。重岡が王座陥落後の再起戦でペースを掴んで勝利した。
重岡はマイクで「勝ちとして繋げられたのが最低限。わかってるんで、これじゃ足りないんで。敗戦からレベルアップしてる所を見せたかったんですけど、弟と2人で海外でも行って、レベルアップしてる姿を見せたい。兄弟2人成り上がるんで、見ていてください」とコメントした。
すると亀田ファウンダーが出てきて「この男の根性見ましたか、次世界タイトルマッチです」と次戦のタイトルマッチを約束した。
▶︎次ページは【動画】重岡とサルバが一歩も退かない打ち合い!
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