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【RISE】王者・大﨑孔稀、盤石勝利で初V成功！大森隆之介も粘る敢闘

2024/08/31（土）UP

大﨑孔稀、大森隆之介からダウンを奪い勝利、初V！

RISEクリエーション株式会社
『RISE 181』
2024年8月31日（金）東京・後楽園ホール

▼メインイベント（第10試合）RISEバンタム級（-55kg）タイトルマッチ 3分5R 無制限延長R
〇大﨑孔稀（OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者、BOMバンタム級王者）
判定3-0 ※49-47、50-47、50-46
●大森隆之介（EX ARES/同級4位）
※大﨑が初防衛に成功。

伊藤代表にベルトを巻かれて笑顔の大﨑

　大﨑は昨年12月、当時の絶対王者・鈴木真彦にフルラウンドの激闘の末、3-0の判定で悲願の王座戴冠。兄・一貴と目標にしていたRISE史上初の兄弟王座に輝いた。前戦5月には、元ラジャ王者ヨーブアデーンを豪快ボディで沈めている。今回が初防衛戦だ。

　対する大森は、RISEフェザー級王者・門口佳佑の同門。長身の175cmから放つヒザ蹴りでKOを連発。今年3月に無敗のSB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太にバックブローで失神KO勝利し、今回の抜擢となった。

　1R、大森がスイッチで構え、ボディへの左ジャブ。序盤は大森のスピードが光ったが、大﨑は焦らず左右フック、右ストレートでダウンを奪う。このラウンドは10-8×3で大﨑を支持する。2R、大森が右ジャブや左三日月蹴り、フェイントから左ボディフックを叩く。両者のパンチが交錯したタイミングでバッティングが発生、大森が右眉のあたりをカット。このラウンドは、10-9（大森）10-10×2に。
　

大﨑が初防衛に成功した

　3R、大森がバックスピンキック、左ジャブを突く。大﨑が意を決したように、左右フック、ストレートで打ち合いを仕掛け、印象付ける。大森もバックブローの奇襲。圧力をかけた大﨑を10-9で3者とも支持。4R、接近する大﨑は、左ミドルを蹴る。大森は強烈な左ミドルを放ち、細かいパンチをガードの上から叩く。大﨑は左フックから、右ヒザ蹴り。随所でパンチを交錯させるが、お互いにややヒット数が落ちる。

　5R、大﨑が接近して、左右フックやストレートをまとめるが、大森は効いていないとアピールする。大森は細かいパンチを打つが、大﨑のガードは固く崩れない。接近しては大森がアッパー。大﨑も右ボディ。大﨑は掴んでの左ヒザも混ぜつつ、パンチを顔面やボディへ。最後は大森がバックスピンキック、バックブローを見舞うが、逆転ならず。

　ジャッジは3者ともダウンを奪った大﨑を支持。大﨑が初防衛に成功した。

　大﨑は「対戦相手の大森選手、大森選手らしく盛り上げてくれたのも分かっていますし、それがあったからこそ盛り上がったと思います。対戦していただきありがとうございました。大森選手がいたから、こうして強くなれたと思います。伊藤代表、見ましたか？あんまり舐めないでください僕を。すいません、言葉が汚くなりました。僕たち大﨑兄弟が本物だと思っているので、それを証明していきます。地味だけど、ぜひ注目して貰えたら」とアピールした。

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