【ボクシング】下町俊貴、津川龍也を撃破しV3!ダウン奪われるピンチも
9月3日(火)東京・有明アリーナにて行われた[日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 10回戦]では、王者の下町俊貴(グリーンツダ)が挑戦者で同級3位の津川龍也(ミツキ)に3-0(96-93×2、97ー92)判定勝利。8Rにダウンを奪われるピンチもあったが、3度目の防衛に成功した。
世界挑戦を目指す下町が3度目の王座防衛戦で、井上尚弥のスパーリングパートナーを務めたことがある同級3位で6連続KO中の津川の挑戦を受けた。
試合は1R、長身の下町がジャブを出しジワジワと前進。津川はサークリングで圧をかわし、ノーモーションの右をクリーンヒットさせる。
2Rも互いが距離の探り合い。圧力をかけ続け左ボディや打ち下ろしの左を当てる下町。一方の津川も踏み込んだ右をヒットさせる。津川が右目下付近をカット。
5Rまで、巧みなジャブで距離を支配する下町。津川は素早い踏み込みと回転の速いコンビネーションで対抗。しかし下町のジャブを軸とした攻めと巧みなディフェンスにビックヒットを奪えない。
1Rから5Rまでのオープンスコアでは、ジャッジ3者共に49-46で下町がリード。
6R、ポイント劣勢の津川が突進しパンチ連打で攻勢。しかし下町は冷静にディフェンスし、ジャブを突き刺していく。
7R、津川が積極的な攻めで形勢をひっくり返したいが、下町は冷静に打ち終わりでリターン。互いに被弾しながらも一進一退の打ち合いを見せる。
すると8R中盤、近距離での打ち合いの中、下町の左に合わせ、津川の右カウンター! ダウンを奪われた下町が立ち上がると、津川が猛ラッシュ。しかし下町はかわし続けピンチを回避する。
9R、ダウンを先制し勢いづいた津川。前進しながら圧力を強めるが、下町は冷静に対処。
最終10R、ワンツー、左ボディでクリーンヒットを奪う下町。後半に津川が突進し猛ラッシュする場面もあったが、持ち堪えた印象だ。
判定は3-0(96-93×2、97ー92)で下町に軍配。下町が3度目の防衛に成功した。
【フォト】何と下町がダウン!その瞬間
(写真はクリックで拡大します)
『Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs TJドヘニー & 武居由樹 vs 比嘉大吾』
2024年9月3日(火)東京・有明アリーナ
▼日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦
○下町俊貴(グリーンツダ/日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※96-93×2、97-92
●津川龍也(ミツキ/日本ユーススーパーバンタム級王者、同級3位)
※下町が3度目の防衛に成功
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