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【ONE】“野生獣”手塚裕之、米国大会でフィティケフに敗戦、期待された6連続フィニッシュならず

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2024/09/07(土)UP

手塚裕之が悔しい敗戦©️ONE

ONE Championship
『ONE 168: Denver』
202497日(日本時間)米コロラド州・デンバー ボールアリーナ

▼ウェルター級 MMA
●手塚裕之(日本) 
判定0-3
○イシ・フィティケフ(オーストラリア / トンガ)

手塚、期待された6連続フィニッシュならず©️ONE

 手塚は筋骨隆々のマッスルボディを持ち、“野生獣”の異名を取る第13代パンクラスウェルター級王者。キャリア14勝で12フィニッシュ(8KO・4一本)と決定力の高さを誇る。今年4月の前戦でヴァミール・ダ・シウバにノースサウスチョークで一本勝ち、5連続フィニッシュ(2KO・3一本)を決めた。

 対するフィティケフはニュージーランド生まれオーストラリア育ちのトンガ人で、ラグビー選手としての異色のキャリアを持つ。キャリア8勝で6フィニッシュ(4KO・2一本)と高い決定力を誇り、昨年4月の前戦でシウバを一本で極め、ONE初勝利を飾った。

 1R、フィティケフの右ストレートを被弾しグラついた手塚だったが、すぐに組みついてテイクダウン。トップからパウンド落としバックを奪うも、フィティケフに立たれる。

 2R前半、フィティケフのジャブや右フックを被弾する手塚。試合のペースを奪われる流れから、後半に手塚がタックルからテイクダウンで反撃する。さらに腕十字を仕掛け攻勢も失敗に終わった。

 3R、起死回生を狙い手塚がシングルレッグからバックテイクするも、フィティケフが抗い、良いポジションをとらせてくれない。ここでスタミナ切れか、手塚が失速。後半は終始、フィティケフにグラウンドコントロールを許してしまい、反撃が出来ずにタイムアップ。

 判定3-0でフィティケフに軍配。手塚は初の米国大会出場も白星ならず。期待された6連続フィニッシュはならなかった。

▶︎次ページは【フォト】手塚、フィティケフとの激闘シーン!パンチを被弾する手塚

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