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【DEEP JEWELS】BDでも活躍の彩綺、ストライカーHIMEと好勝負も敗れる

2024/09/08（日）UP

HIME（左）が彩綺（右）に勝利

DEEP事務局
『DEEP JEWELS 46』
2024年9月8日（日）東京・ニューピアホール
▼セミファイナル（第8試合） DEEP JEWELS 49kg以下 5分 3R
〇HIME（毛利道場）
判定3-0　※三者とも30-27
●彩綺（フリー）

【フォト】彩綺がハイキック、HIMEはパンチ！打ち合いに

　彩綺は、タイ在住時にムエタイを始め数々の試合を経験。22年11月『BreakingDown6』に北村彩騎の名で出場し、“土木ネキ”こと坂本瑠華に判定勝利。23年からDEEPでMMAに挑戦するとデビュー戦でケイト・ロータスに敗北も、竹林愛留からTKO勝ち。須田萌里に一本負けも、古瀬美月をKOで仕留めた。

　対するHIMEも、長い手足を活かした打撃を得意とするストライカーだ。22年3月に現DEEPミクロ級王者・大島沙緒里を破る大金星を上げると、続く9月大会では桐生祐子に37秒でKO勝利し2連勝。しかし万智とパク・シウに得意の打撃を封じ込まれ、今年5月は中井りんに一本負けを喫し3連敗中である。

キックで攻める彩綺

　試合は1R、彩綺は開始から前に出て距離を詰める。オーソドックスのHIMEに彩綺はサウスポー。
　HIMEはボディ・顔とストレートを走らせ彩綺をケージに押し込むが、彩綺は体を入れ替える。彩綺は体を離し、左ストレート・右フック。HIMEは組みつきテイクダウンを迫るが、彩綺は押し離し、HIMEに左ストレートと右フック。HIMEが右ストレートと左フックを当てれば、彩綺は左三日月蹴りから左ストレート、右フック。だがラウンド最後はHIMEがミドルをキャッチし彩綺を倒してパウンドを浴びせ、攻勢を印象付けて終える。

　2R、両選手、相手に指を向ける行為が見られレフェリーが注意する。
　両者ストレートとフックでの打ち合いから、彩綺は左ハイキック。だがHIMEが右ストレートで下がらせる。さらにストレートを放っていくHIMEだが、彩綺が組みついて金網に押し込む。だが、ここは戻って体を離す。
　HIMEは右ストレート・右フックで襲い、被弾のあった彩綺はバランスを崩す。HIMEはここを逃がさず連打で襲い、組んでテイクダウンを狙うが、ここは彩綺がこらえ、最後はHIMEにヒザとヒジを返す。

HIME（右）の強烈なパンチ

　3Rも彩綺は前に出ていく。HIMEは前蹴りとジャブでけん制。HIMEが右ストレートを当てると彩綺も左ストレートを当て返す。左ミドルを当てる彩綺だが、HIMEが左右連打でラッシュ。そこから押し込み、頭の下がった彩綺の顔にヒザ蹴りを見舞う。
　体が離れて再び向かった彩綺にHIMEはタックルを切られるも下から三角絞め。彩綺をそこからひっくり返して下にし、パウンドを見舞って終える。

　判定は30-27、30-27、30-27の3-0でHIME。ストライカー対決を好勝負で制した。

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