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【K-1】王者・金子晃大、まさかの辛勝、璃明武との接戦を制し決勝へ

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2024/09/29(日)UP

金子晃大、璃明武を判定で下し決勝へ

K-1実行委員会
『AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024』
2024929日(⽇)東京・国立代々木競技場第二体育館

▼第9試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・準決勝(1)/ 3分3R・延長1R
〇金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29×2
●璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス/第7代Krushスーパー・バンタム級王者)

 金子は、22年2月にK-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで黒田勇斗、璃明武、決勝で玖村将史を破りK-1王座戴冠。23年9月に玖村将史との3度目の対戦で判定勝ちを収め、王座防衛に成功した。本トーナメント一回戦ではカン・メンホンを衝撃KOで下している。トーナメント大本命だ。

 対する璃明武は、21年にKrushスーパー・バンタム級王座を戴冠。22年に金子にKO負けを喫しているが、その後はKrushの王座を2度防衛。今回の一回戦ではアンジェロス・マルティノスに延長KO勝利で勝ち上がってきた。

 1R、金子が左ミドルで先制、右ローを走らせる。璃明武は冷静に様子を伺い、左三日月蹴りやミドルを出すが、金子も左ミドル。璃明武は飛びヒザ蹴りの奇襲、金子は璃明武のローはカットし、ハイキックも交わした。

 2R、璃明武は左ロー、金子は左ミドルと蹴り中心の攻め。璃明武がハイキックを蹴るが、金子がじりじり圧をかける。金子は近い距離のパンチで攻めたいが、璃明武は中に入って追撃を許さない。

 3R、金子がパンチで詰めるが、璃明武は遠い距離からのミドル、後ろ回し蹴り。距離が近づけば、璃明武はホールディングし、注意が与えられる。金子は近距離でくっつけば、荒々しくパンチを打ちつけるが、璃明武はホールディングを繰り返して警告、その後は減点1となってしまう。最後は璃明武が近距離のハイキックなどを出していった。

 ジャッジは2者が減点1もあり、金子を支持。金子が接戦勝利で決勝戦へ進出した。

▶︎次ページは【フォト】金子が苦戦!璃明武の強烈ミドルを食らう

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