【K-1】70kgT優勝ストーヤンが辛くも勝利、”マッスルタンク”小田尋久が空手スタイルで大健闘
K-1実行委員会『K-1 WORLD GP 2024』
2024年10月5日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第14試合/スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級 3分3R 延長1R
〇ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)
延長2-1
●小田尋久(日本/TEAM3K)
ストーヤンは元GLORYライト級(-70kg)2位の強豪。24年3月のK-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント開幕戦ではカスペル・ムシンスキと対戦し判定負けも、代役で準々決勝に出場するとブアカーオ・バンチャメークからダウンを奪い判定勝ち。準決勝はデング・シルバを下し、決勝はヴィクトル・アキモフをKOして世界一に輝いた。
対する小田は新極真空手出身、“マッスルタンク”のニックネーム通りのムキムキボディを持つ。
今年5月に開幕した第5代Krushスーパー・ウェルター級トーナメントで優勝し、同級王座を獲得した。
試合は、小田がロー、ミドルと前に出るも、ストーヤンがインステップしながらの左フックから右ローの対角線コンビネーション。
中盤は小田が左フックでバランスを崩す場面も。しかしその後ストーヤンの表情が険しくなり、パンチコンビネーション、アッパーも入れる。小田は前進し続け、健闘が光る。
2R、ストーヤンがギアを上げ鋭いコンビネーション、ハイキックからの左アッパーを入れる。しかし下がらない小田はローを増やし、それにストーヤンがパンチを合わせる。ラストはストーヤンのパンチ連打に小田も返すなど激闘に。
3R,小田が空手時代に戻ったかのようにボディ、ローで突貫。しかしこれにストーヤンがストレートを合わせ、小田がダウン。
立ち上がった小田に、ストーヤンが猛攻も、小田は耐える。
ストーヤンが前蹴り、蹴り終わりになんと小田が右を合わせ、今度はストーヤンがダウン!
ラスト1分は激しい打ち合いのまま、判定に突入した。
判定は3者tともに、28-28のドローで延長に突入する。
延長R、ストーヤンの頭が小田にバッティング。小田は左右ミドル、ローで前進、ストーヤンはサークル気味にストレートを当ててゆくと、小田は鼻血。
最後は互いに前蹴りからパンチの打ち合い、根性勝負の打ち合いの中、互いにバランスを崩し合い。パンチのヒットは若干ストーヤン、それでも前に出るのは小田か。
判定は2-1の僅差でストーヤンが勝利。マッスルタンク・小田が空手仕込みの猛劇で追い詰めるも、白星ならなかった。
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