【UFC】ペレイラ、豪腕アッパー炸裂の逆転KOでV3!ラウントリーは顔面流血
Endeavor
『UFC 307』
2024年10月6日(日・日本時間)米国ユタ州ソルトレイクシティ
▼ライトヘビー級 タイトルマッチ
〇アレックス・ ペレイラ(ブラジル/王者)
TKO 4R4分32秒 ※右アッパー
●カリル・ ラウントリーJR.(米国/挑戦者)
※ペレイラが3度目の防衛に成功
ペレイラは戦績11勝(9KO)2敗で81%と非常に高い試合決定率を誇るミドル級、ライトヘビー級の2階級制覇王者。ミドル級時代にはショーン・ストリックランド、イスラエル・アデサンヤに勝利している。23年7月には階級をライトヘビー級に上げてヤン・ブラホヴィッチに判定勝利。11月にはライトヘビー級王座決定戦として元同級王者イリ―・プロハースカと対戦し、KO勝利で王座戴冠を果たした。今年4月の『UFC 300』では元ライトヘビー級王者のジャマール・ヒルを左フックからのパウンドでKOし初防衛。6月の『UFC 303』では、2度目の防衛戦でイリー・プロハースカと再戦。2R開始直後の豪快なハイキックによりKO勝利で2度目の防衛に成功した。
対するラウントリーは戦績13勝(9KO)5敗で69%の試合決定率を誇り、現在5連勝中のファイター。23年12月の『UFC Fight Night』ではベテランのアンソニー・スミスと対戦し、3RにKO勝ちをしている。今年6月の『UFC 303』ではジャマール・ヒルと対戦予定であったが、ラウントリーが禁止薬物が混合されたサプリメントを誤って摂取したとUFC側に申告したため、試合中止に。その後UFCはラウントリーに5月4日から7月4日まで2カ月間の出場停止処分を科した。
1R、開始直後に顔面前蹴りはペレイラ。しかしラウントリーは蹴り足を掴んで倒す。すぐペレイラが立ってスタンドとなると、ラウントリーはサウスポーから思い切り飛び込んで左ストレートを放っていく。ペレイラは落ち着いてさばくとカーフキックを蹴りつつ徐々に詰めていく。
2R、ペレイラはすでに打撃を見切ったか、ラウントリーのパンチをバックステップやスウェーで危なげなくかわしていく。引っ掛けるようなカーフを蹴るペレイラはハイも蹴るが、空振りして後ろを向いて瞬間にラウントリーのフックがヒット。ペレイラの膝ががくんと落ちるがラウントリーは無理して追わない。
3R、すぐに詰めるペレイラに、ラウントリーはガードを高く上げて警戒すると左ストレート。これで下がったペレイラにミドルも当てる。手数が減ったペレイラにラウントリーは左ストレートで前へ出る。だが後半はペレイラがプレッシャーを強めジャブを当て、ヒザも出して下がらせる。
4R、冷静に見つつガードの隙間にパンチを差し込んでいくペレイラ。リズムに乗るペレイラはコンビネーションを当てると、ラウントリーの反撃を華麗にスウェーして打ち返し、一方的な展開に。ケージに詰めて右をテンプルに何発も打ち込み追い詰める。フラフラながら打ち返すラウントリーだが、もはや限界。最後はペレイラが左右のボディから右アッパーを打ち抜くとラウントリーが力なく倒れレフリーストップ。
ピンチの場面もありながら、終わってみれば圧巻のTKOでペレイラが3度目の防衛に成功した。
試合後マイクを持ったペレイラは「素晴らしいTKOだった。最もタフな試合の一つだったよ。相手を疲れさせるのがプランだった。相手の試合を分析して2ラウンドから疲れるのを知っていたんだ」と勝因を語り、今後については「ヘビー級に行くつもりもあるが、今はこの階級で満足だ」とライトヘビー級で闘っていく意向を示した。
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