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谷口将隆が豪快ボディ6R KO勝利！相手の元暫定王者は悶絶、立ち上がれず「絶対に2階級制覇する」

2024/10/13（日）UP

谷口（左）がKO勝利を収めた

　10月13日（日）神奈川・横浜武道館にて開催されたプロボクシングイベント『TREASURE BOXING　PROMOTION 7』の［111ポンド契約　8回戦］では、元WBOミニマム級王者・谷口将隆（ワタナベ）がパイ・パーロップ（タイ）に強烈左ボディで6R 1分58秒KO勝利した。

パーロップがダウン

　谷口は21年にWBOミニマム級王者となり、昨年1月2度目の防衛戦でKO負け。ライトフライ級に転向するも、アゴの骨折の治療を経て、今年5月、KO勝利で復活した。
　対するパーロップは、元WBAミニマム級暫定王者の41歳で、老獪なテクニックと共に強打を持つ。

　試合はサウスポーの谷口がじりじり近づき、左ボディストレート。2Rになるとパーロップもサウスポーに構えるなど幻惑させ、突然の右アッパー。しかし谷口が左に回り込んでの左ボディが入ると、パーロップは一瞬、くの字。

　その後も谷口は堅いガードからのワンツー、左ボディを着実に入れてゆく。５R には連打で追い詰めると、またも左ボディを効かせ、パーロップはくの字で下がる。パーロップは次第に右の強打を振ってゆくも、谷口は左周りでかわす。

勝利した谷口

　そして6R後半、谷口がジャブで制しながらの、相手のステップに合わせた見事な左ボディカウンター！パーロップはたまらずあおむけにひっくり返り悶絶。腹を押さえ正座のまま立ち上がれず、谷口が2試合連続の豪快ＫＯ勝利を飾った。

　谷口は「打って動いての動きからのボディで倒せたのは収穫」と新境地で勝てたとし「12月にチャンスが来るかもと伊藤代表が言ってくださったんですけど、どうでしょうか？」と呼びかけ。
　さらに「昨日矢吹さんが世界王者になりましたし、今日この後WBOで世界戦があるので、その戦線に食い込めるよう頑張っていきます。絶対に2階級制覇します」と喜び意気込んだ。

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