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京口紘人、リベンジ勝利!パラスとの”ノンストップ激闘”制する「妻に世界のベルト見せる」3階級制覇へ

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2024/10/13(日)UP

京口がパラスとの激闘を制した

 10月13日(日)神奈川・横浜武道館にて開催されたプロボクシングイベント『TREASURE BOXING PROMOTION 7』の[フライ級 10回戦]では、元世界2階級制覇王者で、現IBF世界フライ級11位の京口紘人(ワタナベ)が2-0(96-94×2,95-95)判定勝利。5月に韓国で敗北したWBA世界同級4位ビンス・パラス(フィリピン)にリベンジ勝利した。
 ビンスに敗北後、一時は引退も考えた京口だが、勝利した今は”3階級制覇”も目標と口にした。

 京口はパラスと今回が3回目の対戦。1度目は京口がIBFミニマム級王者だった18年、ビンスの挑戦を受け3-0判定勝利。2度目は今年5月韓国で、世界3階級制覇に向けた〝世界前哨戦”では、0-3判定負け。その微妙な判定が大きな物議を醸し、一時は引退も示唆した京口だが、今回のダイレクトリマッチとなった。

 試合は京口がいきなり前に出て強烈なワンツー、長い右を当ててゆく。
 しかしパラスも下がらず、2Rからは頭をつけての激しい打ち合いに。パラスは左アッパー、オーバーハンドの右を繰り出すと、京口も前に出てボディ、さらに左を当て、場内は大盛り上がりだ。

 その後もラウンドごとに京口が飛び出し、接近戦の打ち合いが続く。京口がゴリゴリと前へ出て、左アッパーでアゴを跳ね上げ印象が良い。

 しかし5Rにはパラスが下がりながら、下がり気味のガードから長いフック、アッパー。京口は構わず前に出て右ストレートを当てるも、若干被弾が多いか。

 7Rにはパラスが下がり細かいジャブを連打、距離を取り左回りと戦い方を変えてゆく。京口のパンチが届きにくい。下がりながらのパラスの手数が増える。

 9Rには京口がギアを上げ、手数を増やすと強引に詰め、右ボディがよく入る。場内は京口コールだ。最終Rまで京口は圧力を緩めず、中間距離でも京口の右がヒット。最後まで京口が攻め続け、ゴング。
 判定2-0で京口が勝利した。

 京口はマイクで「自分が始めてビンス選手と戦った時は、未熟なファイターだなと思ったが、前回と今回戦って本当に素晴らしいファイター、世界ランカーの強豪相手だったなと思う」と相手を称える。

 この先について「前回負けて引退が頭をよぎったが、結婚してから妻に支えてもらって、妻には世界のベルトを巻く姿を見せられていない。それが今の目標」と3階級制覇を意気込み、リングに上がった妻の亜希さんと勝利を喜んだ。

※全試合結果はこちら

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