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田中恒成が”超僅差”で陥落、カフがダウン奪い新王者に、ジャッジ全員が1ポイント差スプリット

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2024/10/14(月)UP

田中が王座陥落、カフがダウン奪い新王者に!

 10月14日(月・祝)に行われた『Prime Video Boxing 10』(東京・有明アリーナ)の[WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ]では、4階級制覇の同級王者・田中恒成(29=畑中)が僅差の1-2(114-113、113-114×2)で陥落。同級5位プメレレ・カフ(29=南アフリカ)が無敗のまま新王座に輝いた。

【フォト&動画】カフの強打に田中がダウンする瞬間

カフの強打

 田中は本来、7月に初防衛戦を行うはずだったが、相手の体重超過で急きょ中止になった。仕切り直しの一戦となる。
 相手のカフは戦績10勝(8KO)3分の無敗の強豪で、WBAインターコンチネンタル王座の他地域王座等を獲得している。12日、矢吹正道にKO負けしたIBFライトフライ級前王者ノンシンガの盟友でもある。

 試合は1Rから田中が高速ジャブを当ててゆく。しかし2Rからカフも機敏なステップで前に出て、鋭い左フックをヒットさせる。
 次第に互いに正面からのスピードある打ち合いに。田中は前に出て細かくジャブ、ボディを当てるも、上体を動かしながらのカフの左フック、右カウンターもヒットする。

 そして5R、打ち合いの中、カフの右カウンターがついに決まる!田中がヒザと両手をつき、ガクリとダウンする。
 立ち上がった田中に場内は大声援、カフは焦らず、伸びる右ストレートを狙ってゆく。

相討ち!カフは目を開けたまま

 しかし6Rには勢いづいたカフに、田中が左右ボディで効かせる。

 その後もカフが左フック、右を当ててゆくも、田中がボディを入れてゆく好勝負に。11R、田中が詰め、頭のつく距離でカフもボディ、田中はアッパーも。まさに一進一退の展開だ。
 最終12Rラストは田中がコーナーに詰め、大振りフックを当てて終わった。

 判定前にも両者が腕を上げあい、称え合う。そして判定は2-1、全てのジャッジが1ポイント差というスプリット僅差でカフに。田中が統一戦前に無念、陥落した。

 カフは田中を「とてもタフな相手」と称え「人生を懸けてきた」と満足顔でリングを後にした。

※全試合結果はこちら

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