【RISE】4冠王・實方拓海が“残り2秒”のKO勝利!ドンピシャ左フックで石川泰市が大の字
RISEクリエーション株式会社
『RISE 182』
2024年10月20日(日)東京・後楽園ホール
▼第8試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
〇實方拓海(TSK Japan)
KO 3R 2分58秒 ※左フック
●石川泰市(Ten Clover Gym)
實方はWMC日本スーパーライト級王者など、日本四冠を経験するムエタイスタイルのファイター。21年、当時のスーパーライト級王者・山田洸誓に挑戦するも判定負け。海外SENSHIやK-1対抗戦などを経て、現在は4連勝中、同級1位にランキングされている。
対する石川は都木航佑ら実力者に連勝も、昨年12月に稲井良弥にKO負け。しかし2連勝で再起している。
實方のセコンドには城戸康裕がつく。
1R、實方がサウスポーに構え、ガードを高く、カーフ、左ミドル、フック。石川も体勢を崩し気味からの豪快な右フックを繰り出すが、實方はギリギリでかわす。
2Rには實方が左の三日月蹴りを入れるも、突如、石川が強烈なフック連打で攻める。しかし實方はマイペースにカーフ。石川は前足をケンケンし、露骨に嫌がる様子だ。
後半、石川の突然の飛び込む右ストレートがヒット!實方のアゴが上がりのけぞる。實方も接近戦に応じ、ヒザを入れる。
3R、實方が前蹴りからじりじり前に出ては、カウンターの左を打ち込む。石川は飛び込みがなくなり、カーフが効いているか。
そして中盤、實方のカウンター左2連打がクリーンヒット!石川がのけぞるようにダウンした。
その後も實方が左、左ハイを入れてゆき、石川は鼻血。ラスト15秒、打ち合い勝負に出た石川の大振りフックの隙間に實方が右、左を叩き込み、石川が大の字ダウン!レフェリーが止め、残り2秒で實方が見事なKO勝利を見せた。
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