【PFL】元UFCヘビー級王者ガヌー、怒涛のパウンド連打で圧巻の失神KO勝利!2年9ヶ月ぶりMMA復帰で王座戴冠
10月20日にサウジアラビア・リヤドで開催された総合格闘技イベント『PFL Battle of the Giants』メインイベントのPFLスーパーファイトヘビー級世界王座決定戦で、元UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌー(38=カメルーン)がPFLヘビー級2023年シーズン覇者のヘナン・フェレイラ(34=ブラジル)に1R3分32秒のKO勝利。怒涛のパウンド連打でフェレイラを失神させ、2年9ヶ月ぶりのMMA復帰戦で圧勝、新設されたPFLスーパーファイト初代ヘビー級世界王座を戴冠した。
【動画】最強ガヌー、怒涛のパウンド連打KO!フェレイラは失神
MMAヘビー級最強と謳われるガヌーにとって、22年1月に開催された『UFC270』のヘビー級統一王座決定戦で暫定王者のシリル・ガーヌに勝利して以来、2年9ヶ月ぶりのMMA復帰戦。
対するフェレイラは昨年のPFLヘビー級のシーズン覇者で、今年2月のPFLvsベラトールの対抗戦では、ベラトールのヘビー級王者ライアン・ベイダーをKOで下しており、ガヌーと言えども決して侮れない相手だ。
1R、ジワジワと距離を詰めながらカーフキックを蹴り合う両者。開始1分、フェレイラのパンチに合わせ、ガヌーがダブルレッグからテイクダウンに成功。ガヌーがケージに押し込むと、フェレイラが下からアームロック、三角絞めを仕掛けるも、ガヌーは冷静に解除。そこからガッチリとトップコントロールすると、強烈なパウンド連打!
フェレイラが立ち上がろうとカメの状態になると、さらにパウンドの嵐!パンチを被弾し続けて、失神したフェレイラの身体が伸びると、レフェリーが慌てて試合をストップした。
1R3分32秒の圧巻のKO劇でガヌーが勝利。ガヌーは勝利マイクで、今回の試合は今年4月に1歳3ヶ月で亡くなった息子のために戦ったと声を震わせると、試合については「勝てて本当に良かったが、チームのサポートのお陰で不安はなかった」と語った。
PFL
『PFL Battle of the Giants』
2024年10月20日 サウジアラビア・リヤド
▼PFLスーパーファイト・ヘビー級世界王座決定戦
○フランシス・ガヌー(カメルーン)
KO 1R3分32秒 ※パウンド連打
●へナン・フェレイラ(ブラジル)
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