【UFC】衝撃のダブルバックハンドブローKO!隻眼の戦士マゴメドフがペトロシアン沈め15戦無敗に
『UFC 308』
2024年10月27日(日・日本時間)アラブ首長国連邦アブダビ エティハド・アリーナ
▼ミドル級 5分3R
〇シャラ・マゴメドフ(ロシア)
TKO 2R 4分52秒 ※バックハンドブロー
●アルメン・ペトロシアン(ロシア)
マゴメドフは元UFCライト級絶対王者で29戦無敗で引退したハビブ・ヌルマゴメドフと同じロシアのダゲスタン共和国出身。網膜剥離により右目の視力を失いながらも強烈な打撃でKOを量産しこれまで14戦14勝と無敗を誇る。
対するペトロシアンはムエタイベースの打撃を武器とし、2021年、ダナ・ホワイト代表が有望選手を発掘するコンテンダーズ・シリーズでKO勝利してUFCと契約。前戦では元柔術世界王者のホドウフォ・ヴィエイラに一本負けを喫している。
1R、序盤から詰めていくのはペトロシアン。アウト、インのローキックを細かく当てながらワンツーやボディへのヒザを入れていく。しかしマゴメドフも相手のローキックに合わせてパンチを合わせていき、終盤にはバックブローも見せる。
2R、左右にサークリングしてプレッシャーをかわしていくマゴメドフ。ペトロシアンは変わらずローを蹴るがローブローとなり一時中断。再開後、カウンター待ちのマゴメドフはペトロシアンの入り際に右ストレートや左フックを当てるが、ペトロシャンは徐々に距離を見切ったか、マゴメドフのカウンターをかわすようになる。しかしラウンド終盤、距離が詰まったタイミングでマゴメドフが右のバックハンドブロー、そしてペトロシャンがこれをガードすると続けざまに逆回転しながら左で二発目のバックハンドブロー!
これが顔面を捉えペトロシャンが崩れ落ちるようにダウン。マゴメドフは勝利を確信して追撃せず立ち去り、レフリーもストップを宣言。
衝撃的なダブル・バックハンドブローでTKO勝利を収めたマゴメドフ。これで15戦全勝と無敗レコードを更新した。
▶︎次ページは【動画2点】衝撃!バックハンドブロー2連発でKOする瞬間
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