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【女子ボクシング】テイラーが世界4団体防衛!セラノはバッティング「パックリ」大流血で会場大ブーイング

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2024/11/16(土)UP

テイラーが激闘を制し4団体防衛!(@mostvaluablepromotions)

 日本時間11月16日(土)、アメリカ・テキサス州AT&Tスタジアムで開催の『PAUL vs TYSON』のセミファイナルでは[WBA・WBC・IBF・WBO 女子世界スーパーライト級タイトルマッチ]として、同級4団体統一王者ケイティ・テイラー(アイルランド)が三階級下のフェザー級3団体王者挑戦者アマンダ・セラノ(アメリカ)と対戦。

 序盤、セラノが優勢だったが4Rにバッティングで流血。以降、テイラーが優勢に。セラノは大流血を押して戦い抜いたが判定3-0でテイラーの防衛となった。 22年4月、3団体ライト級タイトルマッチに続きテイラーが再びセラノに勝利した。

 1Rからセラノがアグレッシブに前に出てパンチを連打、被弾を続けるテイラーは信じられない表情を浮かべる。それだけ差があるのか。
 2Rから下がりながら動きを伺いながらも徐々に反撃するテイラーだが4R、攻め頭を下げた時にバッティング、セラノが右目上をカットし流血。
 6R、セラノの打ち終わりに反撃するテイラー。セラノの流血が激しくなり、タイムストップでドクターチェック。中止かと思いきや続行。

 7R、テイラーの高速連打がセラノの顔を血まみれにする。押され気味になるセラノ。
 8R、積極的に攻めるテイラーだが、頭を下げての攻撃で再びバッティングで減点1。セラノの傷が大きくなり心配される。
 9R開始時、第ブーイング。こんな瞼をパックリ切っているのにまだ試合を続けるのか、という気持ちだろう。しかしセラノは打ち合いを続ける。

 最終10ラウンドも開始時、観客に両手を振り無事を伝え、試合に。観客から大きな拍手が。このラウンドも激しい打ち合い。どんなに傷口が開こうが攻撃を止めないセラノ。テイラーも右まぶたを切り、鼻からも出血。最後はセラノがテイラーをロープに詰め連打。

 判定は3-0(3者とも95-94)でテイラーが勝利した。

【動画】両者の怒涛の打ち合い!

 

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