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【K-1】無敗の中国戦士・ルイ、鋭いローで盤石勝利！準決勝へ

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2024/12/14（土）UP

勝利したフェン・ルイ

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO～FINAL～』
2024年12月14日（土）東京・国立代々木競技場第一体育館

▼第3試合/【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(2)/3分3R・延長1R
〇フェン・ルイ（中国星武創新/ファイトクラブ）
判定2-0　※30-29×2、30-30
●マッティア・ファラオーニ（イタリア/Fight1-S.gabriel）

ルイ（右）の顔面にキックを放つファラオーニ（左）

　ルイは、リュウ・ツァーに代わりトーナメント参戦。戦績は10戦 10勝(2KO) 無敗のパーフェクトレコードで、過去にはリュウを破っている超強豪選手。ヘビー級ながらスピードとテクニックがあり、旧K-1時代の3タイム王者のアーネスト・ホーストを彷彿とさせるファイトスタイルだという。

　対するファラオーニは、ISKA世界スーパークルーザー級(-95kg)王者。24年3月はイタリアでK-Jeeを破り、6月はダヌット・フルドゥクに勝利る。“トルネードマジシャン”のニックネーム通りに回転系の技が得意だ。

　1R、ファラオーニの左ローが下腹部に入ってしまい、ルイに回復の時間が取られる。ルイは右ローを出しながら、随所でワンツー、フックと攻撃を出す。ファラオーニは器用にスイッチでも構え、奥足へのローキック、回転蹴りを出す。

接近して手数を打つ両者

　2R、ルイが強烈な右ローを強打、太ももへのロー、カーフキックと蹴り分ける。ファラオーニはやや下がりつつも、左フックのカウンター。両者とも強烈な右フックの相打ち、終盤にはルイが右フックをヒットさせた。

　3R、常に前に出続けるルイは、接近しての右ストレート、ローキックと手数を落とさない。距離を取るファラオーニはサウスポーからのミドルキック、かかと落としも出すが、ややスタミナ切れか。ルイは最後までパンチとローで前に出続けた。

ジャッジ1者はドローと付けるも、2者がルイを支持。ルイがローキックのダメージで上回り、準決勝へ進出した。

※全試合結果はこちら

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