【ボクシング】佐々木尽が難的相手にパワーパンチ連打で防衛成功!坂井祥紀はアッパー連打で粘る
『Lemino BOXING 世界タイトルマッチ 井上尚弥vsキム・イェジュン』
2025年1月24日(金)東京・有明アリーナ
▼東洋・WBOアジア・ウェルター級タイトルマッチ 12回戦
〇佐々木 尽(八王子中屋/東洋・WBOアジア・ウェルター級王者)
判定3-0 ※116-112、117-111、118-110
●坂井祥紀(横浜光/元日本ウェルター級王者)
東洋・WBOアジアウェルター級王者の佐々木に、元日本ウェルター級王者の坂井が挑む。2人はかつてスパーリングをしてきた間柄でもあり、先日の会見で佐々木は「ずっと上にいる存在だったので、今回は防衛戦だが挑戦者という気持ち」、坂井も「もう僕が知っている佐々木尽くんではない、新たな佐々木くんと対戦すると思って挑みます」と意気込んでいた。
試合は序盤から、佐々木がジャブでどんどん前へ出ていく。そして強烈なボディからフックを放っていく。そして坂井は下がりながらもジャブを返し、機を見て右フックなど反撃。その坂井のジャブに、佐々木は右フックをヒットさせる。1Rが佐々木のペースで進む。
2Rも佐々木は思い切りのいいパワーパンチでフック、ボディブローと積極的に攻める。明らかに早期KOを狙っているようだ。
4R、思い切りのいい佐々木のパンチに、坂井もカウンターでボディ、フックと盛り返していく。
6R、佐々木は力強い左ボディブローを何発も入れるが、酒井はアッパーで細かく応戦。佐々木のアゴが上がる。
以降も佐々木の強烈なボディブローやフックに、坂井の細かいアッパーの連打という展開となったが、11R、打ち合いの中から佐々木の右のオーバーハンドフックが坂井のテンプルを捉え、ぐらつかせる。そこで一気に攻め込んだ佐々木。防戦一方の坂井だったが、しっかり反撃しダウンならず。
そして最終の12R、佐々木の止まぬ豪快なボディ、フックの連打に、坂井も細かくアッパーで応戦。互いに譲らぬ展開に、終了のゴングが鳴り響くと、会場には大きな拍手が沸き起こった。
判定は3-0(116-112、117-111、118-110)で、佐々木が防衛に成功した。
リング上のマイクで佐々木は「今日はKOを見せられなくて本当に申し訳なかったです。でも、もっと強くなります。今年チャンスが来てやらせてもらえれば獲りたいと思います」と、ウェルター級の世界タイトル戦を希望。最後に佐々木は「待ってろ世界!」とコール、観客も「待ってろ世界!」と応えた。
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