【ONE】ハガティーが元K-1王者ルイに激勝!バンタム級キック初V成功
ONE Championship
『ONE 171: QATAR』
2025年2月20日(木・日本時間)カタール・ドーハ ルサイル・スポーツ・アリーナ
▼バンタム級キックボクシング世界タイトルマッチ
○ジョナサン・ハガティー(英国/王者)
判定3-0
●ウェイ・ルイ(中国/挑戦者)
※ハガティーが初防衛成功
ハガティーはONEバンタム級のキックとムエタイの2競技を制した英国の天才ストライカー。23年4月のムエタイタイトル戦でノンオーを、同11月のキック王座戦でファブリシオ・アンドラージを共にKOで下し、2本のベルトを手にした。昨年9月の「ONE168」のムエタイタイトル戦でスーパーレックにKO負けしムエタイ王座は失ったものの、その強さは健在だ。
対するルイは初代K-1 WORLD GPライト級王者。17年2月の「K-1初代ライト級王座決定トーナメント」で王座を戴冠した。K-1での活躍の後は武林風などを中心に21連勝を飾っており、昨年5月にONE初参戦。元王者の秋元皓貴との激闘を制し、今回のタイトル挑戦を手にした。
1R、ローとミドルを蹴り合う両者。先に攻撃を仕掛けるのはハガティーだが、ルイは必ず相手の攻撃終わりに返しを入れる。ハガティーの右がストレート入る場面が。
2R、ハガティーが圧力を強め、ハイキックやバックハンドなど攻撃も散らしていく。一方のルイはしっかりとハガティーの攻撃をディフェンスをし、返しの手数を増やす。ハガティーの強打でルイが下がる流れも。
3R、ハガティーが前に出ながら、前蹴り、ヒザ蹴り、右ストレートをヒットさせる。ハガティーの右がクリーンヒットし、ルイの足が止まる面も。
4R、前にで始めたルイ。近距離で両者がパンチの交差させる場面が増えるが、ヒザ蹴りと右ストレートで主導権を握っているのはハガティーか。ハガティーの上段前蹴りにルイの顔面が跳ね上がる。
5R、ルイがサイドキックなど蹴りのコンビネーションでさらに攻撃の数を増やすが、一発の重さはハガティーか。しかしルイは下がらず、前に出続ける。両者ダウンがないままタイプアップ。
判定3-0でハガティーに軍配。ハガティーはこれでキック王座を初防衛。ルイの連勝記録は21でストップした。
▶︎次ページは【動画】ハガティーが顔面前蹴り!元K-1王者ルイも反撃
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